ブログ - 20200512のエントリ

腹がへったらご飯食べに来ませんか?

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-5-12 10:49

  コロナ禍が私たちに不安を与え、ウツにするのは、それが私たちの本当の姿をあぶり出したからである。弱い人間存在、不安定な社会、まだ終息を迎え切らない国家体制の統制力の弱さ、マスコミ報道の不正確さ、医療業界の対応の不完全さなど、あげればきりがないが、コロナはそれらの本当の姿を裸にしてくれた。

 国家体制の破局となれば旧体制の概念は壊れ、新体制の哲学が自然に導かれるのであるが、現体制の復興に終わりそうな雲行きである。コロナによってGNPやGDPが下がり、終息すれば数十%まで回復するという不完全な観点・分析ばかりである。GNPやGDP、学歴、偏差値、指標の数値がどれだけ実態を反映しているか?幸福や不幸の度合いをどれだけ反映しているか?などの視点は欠如し、壊れかけている不正確な機械を温存し、そのまま使おうとする姿勢である。であれば、また、同じことを繰り返すのではないか?という指摘はない。

 このホームページの巻頭に書いている(腹がへったらご飯食べに来ませんか?)は二十年前にわたしが書いたものであるが、その時から私の考えはまったくブレていない。逆にこのコロナ禍において輝いている、と自負する。家庭、社会、国家を支えるのは、この助け合いの精神である。これがあれば、独裁体制でも金権主義体制、封建体制でもわたしたちは生きていけるし、それがなくなればどんな体制であっても崩壊する。

 日本には主導者はおらず、利権と利益供与で造られた砂山が壊れないだけである。次に出る為政者はこのことが分かり、正論を言える人物であるだろうし、そうでなければ自然崩壊するしかない。そして、横やりを入れてま混ぜ返そうとするチャチャ族に、どっちが正しいか、みんなの前で議論しようじゃないか、と言える人間である。

 コロナ禍の時代はそんな人物を必然的に産むにちがいない。

ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

ブログ カレンダー
« « 2020 5月 » »
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6
アクセスカウンター
2024/11/24:203/241
2024/11/23:468/752

2024/10/25より3653/21514