ブログ - 20170217のエントリ
木から落ちるリンゴを見て、ニュートンが万有引力を発見したのは有名な話だが、私は、リンゴは重力によって落ちたのか?引力によって引き寄せられたのか?に興味を持ってしまう。落ちたのでもあり、吸い寄せられたのでもある、と言う結論に達している。
人がリンゴの木のそばに立っている。彼の目線の上から落ちてくれば、落ちたのであり、目線の下からであれば吸い寄せられたことになる。その二つは次元の異なるベクトルのように見えながら、同じ現象なのである。E(エネルギー)=M(質量)×G(重力)なのである。
東京で生活していた頃、何をやってもうまくいかず、山手線のホームに立っていた。その時、わたしは線路のレールから強い力で引っ張られそうになった。自分の視線を外して違う方に目を向け、危うく、平常心に戻ったが、もし、引っ張りこまれて、電車にひかれていれば、飛び込み自殺をしたとマスコミは報道する。ところが本人の立場に立てば飛び込んだのではなく引っ張り込まれたのである。地球上のすべての物は引力を持っており、それが磁性を作っている。その場所で何度かの飛び込み自殺があり、レールや砂利、ホームのコンクリート縁はその出来事を磁性によって記憶してたのであり、その磁性・記憶が人を呼び、引っ張り込もうとしたのだ。一般的には霊が呼んだというが物理化学的には磁性なのである。
人生や社会を逆の立場から見てみると、意外な真実が見えてくる。例えば、男が女を襲ったとする。マスコミはそのように報道するであろうが、実は男が女の魅力に吸い寄せられたのでもある。