ブログ - 20170210のエントリ
今年の5月で70歳になります。
五十年前の青春時代を思い出してみると、こんな時代が訪れるなんて誰も想像できなかったのです。わたしのことを、(岡垣町 中村行雄)で検索してみると、三年前の海老津駅南開発反対の住民投票議会で陳述した言葉が出てきますし、住所を入力すれば屋敷が現れ、わたしが畑を耕している姿が現れ、わたしの財布の中にチップを入れてるだけで、どこに行って何をし、誰と会ってるかがGPSで見えるのです。犯罪歴があればそれも出てきます。
こんな状況をどのように捉えれば良いのか迷ってしまします。
利用する方にとっては便利なことですが、利用される方にとっては迷惑なことですから、利用しなければ損になり、結局、皆が利用するようになり、その社会を作り上げてしまうことになります。誰が社会を統制し、何が中心点なのか見えません。見えるとすれば、五十年前にマスコミに登場したー超高度管理社会、と言う言葉です。それとグローバリニズム、全世界の資本主義化なのです。金儲けのためなら、合法的犯罪がいくらでも成立します。我が町では海老津駅南開発がほぼ完了しましたが、開通した道路には日に数十台の車しか走っていません。町長はその道路によって6千軒ほどの世帯増を見込んでいると町報に書いていましたが、百軒も増えれば良い方でしょう。町民の血税を使って当選し、責任もとらない、こんな合法的な詐欺行為がまかり通る時代なのです。
情報の拡大によって合法的な犯罪は拡大し、社会は縮んでいくことしか考えられません。暴力団は消滅し、国家自体が合法的暴力組織に変わるでしょう。反権力的な人間をGPSで見つけ、立ち小便でもしていれば軽犯罪法違反で逮捕できます。
個人の生活が丸見えになります。