ブログ - 20160514のエントリ
都知事の舛添氏が432万円あまりの公金を私的に流用し、一部を認め、返金するという。マスコミに報道されている。前都知事の猪瀬氏も似たようなことをして、辞職している。二人とも政治評論家であり、都知事になる前はテレビや本で権力側をしきりに非難していたが、結局はコインの裏表であった。批判・攻撃する側とされる側は同じ成分を持っていたのである。
わたしだって仕事で不正行為をしたことがあったので、非難ばかりをする気はない。上記の二人はほんの氷山の一角であり、誰でも似たようなことを日頃、やっているのだ。ただ、彼らは公的な高い立場にあることが問題なのである。
都庁の構造、国家の構造を指摘すべきである。法律は権力側が作るのでかれらの都合の悪い法律は作らず、作ったとしても政治資金規正法みたいなザル法しか作らない。公金横領罪は刑法にあるが公金流用罪はない。政治家たちが自分の仕事に意味と価値を持ちたいのであれば、国会で(公金流用罪)を作って、舛添氏みたいな男を刑務所に入れれば良いのである。