ブログ - 20141220のエントリ
わたしは心臓のバイパス手術をし、身障者の認定の申請をし、(身障者の会)にも加入しています。同時に数年前から障害者への視点が変わってきました。同情とか蔑視ではなく一つの個性、キャラとして見、接するのです。社会福祉の充実や人権擁護活動により障害者を差別的に見る者も少なくなりました。昔、社会福祉制度がない頃は障害者達は家の中に閉じ込められたり、路上で物乞いをしたり、見世物小屋で自分を晒して金を得、生活していましたが今はそんなことはありません。
奇形顔の女の人にも出会いました。誰もいないのに空に向かって笑う若者、飛び跳ねるようにして歩く男、などさまざまなレア(希少)な人と知り合いになりました。車椅子にのった人などはすでに一般的になってしまったので希少性はありません。希少性の中にこそ芸術やアートの種は潜んでるわけですからわたしは宝の山に出合ったようなものです。奇形顔の女の人は強烈な効果をわたしに与えています。その印象、イメージからさまざまな文章が生まれ、絵へのイメージも膨らんでいます。
自分もふくめてたくさんの障害者、いろんな障害者が登場する作品はまだありませんが、すべての登場人物が障害者である作品を書いてみたいものです。