ブログ - 20130727のエントリ
わたしが小・中学生の頃だった。国政や市町村の選挙がちかづくと、車のスピーカーから(清き一票!清き一票をおねがいします!)の連呼がいつも聞こえてきたものだった。
今ではまったく耳にしなくなった。あれから50年はたつだろうが、選挙が金まみれになった現在に(清き一票!)を出すには出せなくなったのだ。金まみれである方が政権にとっては都合が良いのである。なまじ貧乏人から政治家が出て世の中を変えてもらっては困るのである。だから選挙制度改革などにとりかかりはしない。民主的封建制度こそかれらの狙いである。
目の前にニンジンさえぶらさげておけば票は取れることをアベノミクスは証明した。参議院選挙が終わった今、目の前には(行きは良い良い帰りは恐い)の状況が待っている。食料品の値上がり、消費税導入、財政赤字の増大、社会福祉への負担増など不安材料が目白押しである。
(清き一票)の気持ちで投票しておけば良かったのに、なんてならないように願うばかりである。
目先のニンジンではなく地球的規模、日本全体をかんがみ取り組む政治家が欲しい。