ブログ - 20130726のエントリ
新聞報道では、今年にはいって熱中症にかかって病院に搬送された人が一万五千人を超えたとある。年々、増え続けるばかりで根本の原因が書いてはあるがいまいちわかりにくい。
わたしが若い頃には(日射病)というのが夏になると流行っていたが、それとはちがうのだろうか?新聞記者も世代の交代をして、(日射病)を知っている者がいなくなってその言葉に思いつかないのだろうか。
わたしは毎日、農作業をしていて、汗まみれになっている。下着は三度も着替え、シャワーにも三度はかかる。熱中症が恐いと考えながら、かかることがないのはこまめに水分の補給をしているからだろうか?でも戸外労働を毎日している人、たとえば交通誘導の警備員、作業員、バイクの配達人が熱中症にかかったという話はあまり聞かない。わたしもふくめて彼らの体は仕事上体温調節がじゅうぶんに機能しているし、体の構造もそなえが出来ているにちがいない。
産まれた時からエア・コンにかかり、育ち盛りの小・中学生の時期にまでエア・コンの温度調節の世話になっていれば体の構造からその機能がうしなわれていくのは当然ではないか?原発への依存から脱却できないのではなく、マスコミも原発依存症をつくりつづけているのではないか?害が増えたほうが資本家にとって仕事がふえ、利益になるのである。資本主義とは反面、人間の不幸を必要としているのである。
マスコミには購読者への啓発の任務もある。こうすればエアコンの世話にはならない方法などを書いて、文明への依存をできるだけ少なくする知恵を提供すべきである。それが東北大震災からの教訓である。