ブログ - 20120211のエントリ
日本がどうなるかどうすべきか、政治家および国民は悩んでいますね。
私が東京で遊学していたころ、不良学生でしたが、政治や文学、格闘技には興味がありました。政治学科に属していました。大学で政治学原論のテキストを読み、その中に国家のとらえかたとして(国家有機体説)(国家法人説)があったのを思い出します。国家有機体説とは国は生き物であり、国民はその細胞だというもので、わたしはこれがかなり真実にちかいと考えます。その観点から今の日本をとらえると老化して元気を失った生き物です。この生き物が衰弱死せずに生きるには細胞の再構成が必要なのです。人間の細胞は毎日入れ替わっています。致死細胞が消え、新しい細胞が産まれ、入れ替わっていき、エネルギーが保たれているのです。今の日本は人権のもとに延命治療を行い、平等に長生きし、衰弱した細胞が増えているのです。
その体制をかえねばなりません。年齢、職業、性別、障害度など度外視してヒタムキに生き何かに取り組んでいる者はサポートし、それ以外はサポートすべきではないと思います。
これは政治家も国民も分かっているのですが、口にはだせないタブーなのです。特に、これが重要なことですが、政治家がこれを口にすると票を失い政権を失うことを知っているから絶対にいえないし政治に実行できないのです。多数決原理ですからかれらは自分の生活と職を失うことはいえません。自己の利益と党利しか頭の中にはないのです。