ブログ - 20250429のエントリ
母は二十年前に亡くなったが、自分の生き方にはいつまでもついている。精神的にも肉体的にも彼女から育て上げられた。母であると同時に女であった。男は頭がよく、ハンサムで、背が高く一流の仕事についていなければならないと考え、自分を付属中学校に入学させ、進学高校に入れたのであったが、成績は悪く、三流大学を出ても臨時の肉体労働をして生きてきた。そして、末期を迎えようとしている。母の希望とはまったく異なる生き方をし、世の中に反抗する考えを持ったわけであるが、後悔はしていない。
自分が女を見る場合、常に母の目線を感じ、意識し、彼女の理想像を基本にしていた。それが強すぎて緊張しておどおどしなたが性への好奇心は強かったのであった。今の若者はそのあたりはどんな考えなのかわからないが、基本的には同じではないか?と思う。そして、女の場合はどうなのか?にも興味がある。
昔のそのあたりの仕組みはかなりわかるが、例えば札幌すすき野殺人事件など、記事に書かれている親子関係なんて、なかなか理解しにくいのである。両親が愛する娘の言うままになっていることがわからない。自分の息子が高校に遅刻ばかりしていたので、根性入れて頑張らんとやっていけんぞ!というと、そんな大昔のことを言うて、と言い返され、言葉を言うしなったことがあった。それが原因であったのかわからないが、今は音信不通である。