ブログ - 20250113のエントリ
今日は久しぶりに良い日であった。自動車学校で認知機能検査に合格し、頭がおかしくないことを証明してもらったからである。半額の弁当をスーパーで買ってきて、高菜弁当を食べ、焼酎を飲んで祝った。ところが試験問題を思い出し、回答を考えてみると、思い出せないのであった。(赤の数あて)という言葉で覚えていたのだが、(数あて)という言葉が消えたまま出てこない。六十個ほどの動物や乗り物などの絵が出てそれを言葉にする試験であった。一週間もかけて暗記に努めたのであるが、数秒もたつと忘れ、試験に落ちるのではないか?と心配であった。ところが試験には別の絵が出ていて、これはやばいと思っていたが75点で合格していた。
今年の難関を一つ突破したのであったが、あんな程度の試験で認知機能が検査できるのか?と不安も残った。
それから、また、数字への日ごろの疑問が頭をもたげてきた。世界一の自殺国が世界一の長寿国ということが堂々と報道され、だれもが首をかしげないという事実・・。以前にもこのブログに書いたが、世の中を図る物差しが多すぎて、報道する側は自分の主張に都合のいい物差しを使っているということである。そこで専門家と呼ばれる人種が現れて、都合のいい物差しで測った数字を持ち出し、真実であるかのように紙面を飾り、飯の種にする。これがインターネットで世界を席巻していて、どの国も同じことを言って真理のようにふるまっている。それが世界を狂わしていることに気づかないのである。
少しオーバーな言い方になるかもしれないが、小さいころから受験戦士として育てられ、良い大学、良い会社に入ることは、良い手品師になることではなかったのではないか?幸いにして自分は良い大学にも入れず、いい仕事にもつけなかったので手品師にはなれず、変り者、レアとして生きることができたのかもしれない。
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