ブログ - 202412のエントリ

あと一年あと一年の土俵際

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-12-29 8:26

  あと三日間で今年が終わろうとしている。今年の重大ニュースをネットで見ると、能登地震、大谷、パリ五輪、新紙幣、闇バイト、衆院選挙、新総裁、日航機衝突、ノーベル平和賞、紅麹と並んでいるが、私の選ぶ項目は一つもないのである。温暖化のせいで梅の開花時期がづれ、受粉できず実がならなかったことは全く注目されていないのが不思議である。これがもし、稲の開花時期がづれて、受粉しなくなったらどうなるのか?主食のコメがたべれなくなるのである。梅の木はうちには十本ほどあるがすべてに実がつかなかった。こんなことは初めてであったし、近隣の農家もそうであった。カキの実は少なく、カボス、八朔は全く実がつかなかった。栗とレモンは実がついた。

 マスコミは宣伝や視聴率稼ぎばかりに目が向いて、真実や真理の追究を忘れたのではないか?だから国民はSNSの記事に振り回されてしまう。本来であればNHKが旗振りをすべきであるが、今は組織の存続にしか目がいかない。何を信じればいいのか?わからなくなった。

 そうして、あと一年あと一年と言いながら、土俵際に追い詰められていくのだろうか?

暴力とはエネルギーの一種である

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-12-23 16:01

  およそ二週間前、北九州市で中学生が襲われ、ナイフで刺されて一人が死亡し、一人がケガをした。警察は監視カメラとドライブレコーダーを使って犯人を特定し、数日後に逮捕した。マスコミは連日のように刺された状況や犯人の身元や生活態度を報道した。犯人像がはっきりしていくにつれて、若ければ自分だって、やりかねないことに気づき、若いころを思い出した。今は年老いて、穏やかになったと人から言われ、ばあちゃんからプレゼント受けるようになったが、それはたんに老いただけのことで本心や本音はほとんど変わっておらず、良いにつけ悪いにつけ、それが自分自身であるとたかをくくっている。

  人は犯人の残虐さを指摘するが、それだけストレスを抱えていたのである。高校時代はバスケット部で活躍し、職を持った、金持ちの息子がなぜ凶行に走ったのか?考えれば自分だって人を殺したいと思ったことは何度もあったことに気づく。ただ、成り行きで行動に進まなかっただけのことで成り行き次第であったのである。紙一重のような差でしかなかった。親しい男の女に手を出して見つかり、あのまま進んでいたら殺されたかもしれなかった。

 容疑者の犯行時の顔と高校時代の顔を見ると、まったく別人にしか見えない。あの童顔が二十五年後は凶悪犯の顔になっているのである。それだけストレスがたまり、彼の人格を一変させたのである。わたしは大学卒業後、何をやってもうまくいかず、定職にもつけなかった。頭も悪くおまけにドモリ」りであった。ただ、好奇心が強く、自分も他人も観察の対象であった。小説を読み、哲学を勉強し、すべてを客観的にとらえようとした。それが犯行への抑止力になった。

  昆虫採集も好きだったので採集をし、標本箱には思い出の虫が生き生きと展示してある。カウヤというゴミムシはヘフリムシとも呼ばれv、おならをすることで敵を遠ざけようとする。そんなことで生き続きけたのである。自分だってその程度の生き物でしかないのである。そう考えると気が楽になる。

 この事件の容疑者もはやくそんなことに気づけばよかったと思う。

利益供与の人間社会

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-12-19 10:11

  メディアは毎日のように政治家や企業家たちの贈収賄を書き立てているが、結局は人間社会そして生物社会は利益供与で成り立っているのである。ヤドカリとイソギンチャクのように相手を運んでやり、えさの残りをもらう、という構図は普遍的なものであり、否定することも変えることもできない。先日、ある集まりで、高齢者試験を受けることになるが不安だというと、知らない老婆が次の日に、手書きで書いた問答集を持ってきてくれた。お礼に自宅でとれたレモンを差し上げたが有り難いことである。こんな行為は日常的であり、それで社会は成り立っている。

 政府が非課税者・生活困窮者に3万円給付するいっているがこれは贈収賄ではなく利益供与であろう。古代の政治であろうと、社会主義、独裁主義などといってもしょせんは人民の支持がなければ成り立たないのである。これをうまくやっていけるのが統治者である。ロシアや中国、北朝鮮が独裁国家でひどい政治をやっているとマスコミが騒いでもまだ崩壊しないというのはまだ生きていけてるからである。

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