ブログ - 20221109のエントリ
今日は家から一歩も外に出なかった。昨日、カート整理のバイトを3時間やったことと、一昨日の柿千切りの仕事で膝と腰が痛くなっていたからである。これくらいの労働で体が動かなくなっている。情けないがどうしようもない。
午前中は81歳の老婆が来て、畑を作ってくれた。先日、通りがかりに、遊んでる畑はないですか?と声をかけてきたので、うちので良かったら、と頼んだのであった。荒れた畑の隅を耕して、花を育てようとしているが、元気のいい明るい婆ちゃんである。自分も一緒に畑をしようと考えたが、体が重く動く気がしなかった。部屋の中で、株価の動きやエロビデオを観て過ごしたが、気分がよくはなかった。
吊るし柿頬を寄せ合う窓辺かな
という、句をつくってみた。栗が千個もなって、売り、3万円も稼いだかと考えていると今度は柿の豊作である。10個で400円で売れ、3万円は稼げそうである。それ以外にビワ、梅、ギンナン、花、レモンなどすべて母が植え、子供たちに残してくれたのである。それを摘み取り、売って、食いつないでいる自分。この歳になって母の凄さがわかってきた。畑も果実も母の体である、と思う。小説の方は書いては投げ出し、書いては投げ出しをしていたが、(乳垂の園)という題で今度こそは書き上げれそうである。