ブログ - 20221010のエントリ
昨日は教会に、日曜礼拝に行った。若い男がドモリながら牧師に、クリスチャンの数が減っているとしゃべった。珍しくドモリの声を聴き、自分のしゃべり方を耳にした。
わたしは75歳になってもドモリである。ずいぶん長く付き合ってくれるな?と考えながらも、人前でしゃべることもなくなったので困ることはないとわかっている。その若い男と話をしてみたかったが、夕方からカート整理のバイトがあったので昼前に、帰宅した。
ドモリとは奇妙な症状である。身障者に認定されることはなく、精神科医ですら症状の原因をはっきりと突き止めてはいない。が、わたしにはその症状のからくりを自己研究によって十分にわかっている。人は言葉をおぼえはじめた頃、上手くしゃべれず、戸惑う時がある。その時に、そんなしゃべり方をしてはいけない!と注意すると発語をとめてしまい、ドモリになっていくのである。歌ではドモラないので器官に異常があるのではなく機能・働きに異常が出てしまってるのである。幼児のドモリ症状を放置しておくと、まわりのしゃべりかたに同調して自然になおっていく。
自分の場合は働いていた頃はほとんど治っていたが、退職して一人ぽっちになってしまうと話し相手がおらず、再発しがちなのである。だから、教会に行って賛美歌を歌ったり、弁当配りの仕事で声を掛けたりして、世間と調和し、言葉を出やすくしている。
悩んでいる方はこのからくりを知って欲しいし、そばにいる人も理解して欲しい。