ブログ - 20221006のエントリ

女の気持ち

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2022-10-6 7:53

  その花の名前を思い出そうとするが、思い出せない。アマクリナムだったと考えて検索するが出て来ない。ピンクの百合のような花で、今は畑で枯れている。親しいと言っても、友達の関係である奥さまから、いただいて4月頃、球根を6個ほど植えた。この前の電話で、花が咲いた?と尋ねられた。ほぼ忘れていたが、その場所は草刈りをしたことを思い出し、失敗した!と思いついた。あまりに畑が広いので忘れてしまい、草刈りをしたことだけは頭に残っていた。奥様に正直に告白して、草を刈った後を調べてみると、何株科の球根が残っていた。良かった!奥さまの気持ちを踏みにじらなくてすんだ!

 それからその花は芽を出し、見事に咲いたのであった。

 奥さまに電話で告げると、良かったわね!

 と喜んだ。

 ところが、産直店に持って行って売った?ときくのでびっくりした。

 そんなことは出来ないよ!

 どうして?

 あなたの気持ちを踏みにじることになるじゃない!

 そんなことはないわよ。あなたに生活の足しになると思ってあげたのじゃない?

 ・・・・・・。

 そこで考え込んだ。

 奥さまは自分を弟のように可愛い、といってくれるがそれ以上の関係には進まない。自分も女を感じないので、それで良いのであるが、もらった花をすぐに売ってしまい何ていう事はあるのだろうか?せめて何年かたって、増えたので売るのであればわかるが、どうも腑に落ちなかった。

 そこで思い出した。

二年前に奥さまにうちで咲いていた八重椿の花をさしあげた。すると、あまりにきれいだったので友達にあげたという返事があり、心に引っかかっていた。おれの気持ちも入っていたのに、すぐに人にやるなんて?

 奥さまはすごく気前のいい人ですぐに人にあげるのであるが、どうもわからない・・・。

 

 

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