ブログ - 20220226のエントリ
世界がコロナで右往左往している最中に、ロシアがウクライナを攻撃し、国家を手中に収めようとしている。ロシアの国内のコロナはどうなっているのだろうか?国が痛手を受けていないはずはないし、無視できるはずもない。他国を侵略する余裕があるのだろうか?
まったく予想もできない事件であるが、偶然の必然、という言葉があるように、これは必然的なものであったかもしれない。コロナみたいに長い間眠っていたものが目覚めて行動を起こしたのかもしれない。戦争や事件はこのようにして、突発することは歴史を見ればよくわかるし、今年は予期しなかったことが目を出す年になるのかもしれない。
だが、プーチンの誤算は武力に頼っていることなのである。アメリカは戦後、数々の侵略戦争に手を出して失敗した。それは朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争、アフガン戦争と限りなくあるが、結局失敗し、疲れきって、撤退したのであった。
プーチンはこれを他山の石、とすべきであるのに逆にロシアの出番にしているようである。この侵略戦争は長引き、数年では終わらないかもしれない。アメリカの侵略戦争において、乗り込んではみたもののゲリラが野山に隠れ、徹底抗戦された例をみればわかる。最終的に、ロシアは疲弊し、世界経済から取り残され、旧ソ連が解体した二の舞を踏むかもしれない。
今の時代は、暴力団が市民に手を出してしまって壊滅させられているように、相手を敵にするのではなく味方につけるべきなのである。利益や恩恵を与えて懐柔し、仲間に引きいれるべきなのである。これを知ったものこそ生き残り、繁栄していく。日頃の人間関係、社会活動はそのことを知って動いている。