ブログ - 20220203のエントリ
昨日は午後四時から午後七時まで、買い物かごの整理のバイトをやった。
体力保存のためアルバイトの日は体を動かさず、家の中でじっとしている。たった、三時間の仕事のためにそこまで気を使うようになってしまった。近頃は股関節やふくらはぎが時々痛み、仕事のせいだとわかる。駐車場のカートを集め、急勾配のある正面玄関に引き上げる時、股関節やふくらはぎに力がかかりすぎるのである。同時に、買い物かご、と書いた時、悪寒じみたものをおぼえるようになった。無数の人間の手がそれを掴み、コロナが潜んでいることは間違いない。軍手をはめて作業をしているが、ふとしたはずみで素手で握っている。それを考えると、仕事をやめようかとも思う時がある。同僚の一人が感染して二週間も休んでいる。あと一人も理由はわからないが、来なくなった。
私が一人、買い物かごの整理をやっていることになる。私がいないときは、他の従業員で間に合わせている。
昨日はお客さんの数がすごく少なく、暇で仕事が楽だと思っていたが、どこかおかしかったのに最初は気づかなかった。手を抜きながら仕事をしたが、二ヶ月近くもキャッチセールスをやっている若い女たちもその日は休みであった。彼女らはいつも元気よく、客に声をかけていた。
時々、エライさんらしき男が店内を巡回している。
今日はゆったりしていますね!
と、声をかけてみると、すれ違おうとした自分から離れるようにして去り、・・・、とつぶやいた。どこか警戒気味であった。なんですか?と尋ねると、感染が増えたせいですよ、と言ったのであった。
駐車場のカートを集めようと考えて行ってみると、ガラガラに空いていて、こんなに少ないのは初めてであった。日頃の五分の一くらいしか止まっておらず、驚き同時に恐怖におそわれた。
カートを押す主婦の姿も、飛び跳ねる子供の姿もない。曇天の下に路面が荒れた肌をさらしているだけであった。
エライさんが警戒気味であったのがわかった。私の派遣会社から感染者が出た、と従業員の出入り口に書いてあったからであった。