ブログ - 20211129のエントリ
昨日、大手スーパーでの買い物かごの整理のバイトを三時間やり、今日は仕事はない。ほっとした気分になり、今日は野良仕事をすることもも街に出かけることもできる。三時間拘束されたおかげで自由のありがたさがわかる。三時間の労働のために体力の保存を考え、仕事に出るまで部屋の中でじっとしているのである。
仕事前、店では障害者の仲間とも出会い、会話も交えた。ヘルストロンの講習もやっているので、電気にもかかり、馴染みになったキャッチセールスの若い女ともしゃべった。仕事がひまになると、レジの女とも初めて、しゃべった。店内や駐車場のカートをあつめ、手で押して、運んだので、体が温もった。
面白いことに気づいた。正面出入口の壁に掲示板があって、お客様のご意見欄になっている。よく読むと、いろんなことが書いてリ、時々読むようになっている。
(レジの背の高い女が台の上に肩肘ついてうわさ話をしている。仕事中にそんなことをして良いのか!)
(まことに申し訳ありません。厳重に注意しました)
と店長の言葉。
彼女は背が高いのですぐにわかり、雲の上の景色はどうですか?といつか聞いてやろうと思っていたが、投書のことは知っている?とレジの女に聞くと、知っていると言い、よく考えると一週間も店で顔を見せていないことに気づいた。気まずくて来なくなったのか?と考えると気の毒になった。
(警備員が店内を回っているが商品を見てるばかりで万引を探してはいない。弁当が半額になると待ってたように買っている)
(申し訳ありません。仕事をきちんとするように申し伝えます。半額商品はとうぜん、お客様が優先です)
店長。
警備員はいつも三名いるが、昨日は一人しかいなかった。
(駐車場でカートをガラガラ引く音がうるさい。おれに嫌がらせをしてるのか?)
店長(舗装が悪くて荒い音が出て申し訳ありません。舗装をし直します)
(買い物かごの整理の男が客室ロビーの椅子に座ってサボっている)
店長(とんでもないことをしていますね。厳重注意します)
仕事をはじめたころ、先輩から、仕事は要領よくやらないかん。ひまになったら見つからんようにそこに座って休めばいい)と言われた。
指摘されたのは自分であったのだ。
犬も歩けば棒に当たる、とはよく言ったものだが、あたった棒を集めていけば小説になるのだ。