ブログ - 20191130のエントリ
このタイトルの本を読んだ。
期待通りの内容で、グレタさんのすごさと努力に敬服した。こんなことを行った彼女は、(現代のイエス)と呼ばれるようになるかもしれないし、まわりの同調者たちが彼女の言動を記して、(現代の聖書)が出来上がるかもしれない。
先日、わたしは小さな高菜を畑で取って洗い、(無農薬100%です。サラダに良いですよ)と書いて、産直店に4袋ほど出した。一袋が100であったが、一袋も売れなかった。虫食いだらけを客は敬遠したのであろうが、農薬の害より、きれいさ安さに人々は、まだまだ、関心があるのである。
そろそろ方向が変わっても良いのではないか!
グレタさんは彼女が自閉症、発達障害、アスペルガーであることを告白しているが、(私は多くの点で、私たち自閉症児のほうがノーマルで、その他の人たちの方がかなり変だと思っています)と書いていて、まさに真理を言い当てていた。この異常な世の中において、正常であると言う事は、ヒットラーの時代の親衛隊員のような者であろう。
グレタさんの主張の中で、少し私と異なることがあった。(温暖化)というテーマで論ずるべきであろうか?炭酸ガスが増え、氷が解けて水位が高まり、異常気象になって自然が破壊され、昆虫も消えて言っていることは(自然破壊)と言った方が的確なのではないか?それにわたしたちは温暖化の弊害を訴えると同時に日常生活においては何をなすべきなのか?ビニール袋を使わずに、買い物袋にするとか石鹸や化粧なども自然のものにするとかエアコンをつかわないとか、様々なことが考えられる。
要するに、利便性・快適さ、それを産んで金儲けをしている資本主義・現代文明そのものが問題にされなければ的を得ているとは言えないのである。