ブログ - 20170919のエントリ

創価学会との出会い。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-9-19 6:01

 東京で遊学生活をしている頃、街には屋台や角打ちがたくさんあった。屋台でおでんを食べ、コップで日本酒を飲んだ時、その美味しさと雰囲気に魅了された。ある時、コップ酒を傾けていると、隣の席に男の大学生が腰を降ろし、社会問題や政治について話をした。彼は早稲田大学の西洋哲学科に学んでいて、思想的なことで悩んでいたが、解決し、ノイローゼは治ったと言い、トローリー・バスの車内清掃を紹介してくれた。

 そのバイトを始めたころ、彼はわたしに、今日はあなたを待ってる人がたくさんいるから、来ないか?と誘い、わたしはある家に行った。十人ほどの男女がいて、宗教の話を始めたが、わたしは自分が勧誘されたことに気づかなかった。

 彼はわたしに宗教の機関紙(聖教新聞)を皆の前で読むように言い、わたしは読み始めた。ところがドモリの癖があるので、言葉が時々つかえた。

 (皆はすらすら読めるのになぜあんたは、つかえるのか?あなたの先祖が悪いことをしたから因縁がそうさせているのだ)

 彼は言い、わたしは戸惑った。

 (創価学会に入って、お祈りすれば治るから、入りなさい)

 と言って、入会させられた。

 わたしはお寺に連れて行かれて金を払い、お札をもらいお祈りをするようになった。疑問が絶えず湧いた。彼は、ご本尊様を信仰すれば何でもできるのです。東大に通ることだった出来る、というがわたしは疑問を持った。受験生の全員が信仰すれば定員の枠を超えてでも合格するのか?そんなことはありえないではないか?

 それをと言うと彼は返事が出来なかった。

  わたしがお祈りをしなくなると、会員が何度も私の部屋を訪ねてきたが、わたしは断った。わたしの障害を餌に勧誘した彼に腹を立てたと同時に、人生が良くなるなどと合理性の見えないことを言い、皆が日蓮正宗を信じれば世界は救われると言う都合の良いことを言うのが信用出来なかったのだ。

 その勧誘は(折伏)と言われ、全共闘活動が盛んな当時、その隙間を縫うように入り込み、今では国会議員も出し、公明党になって自民党の(茶坊主)として、活躍している。政教分離の観点から、さんざん攻撃されたが今、創価学会や公明党のスキャンダルはマスコミに全く出ず、学会員は一時は国民の一割を占めるほどに増えた。スキャンダルを報道したりすれば、報道局や出版社の電話がパンクするほどの電話がかかって来て、妨害されるという話を聞いた。恐ろしいほどの存在である。

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