ブログ - 201708のエントリ
米国の白人主義者の言動がマスコミに流され、それに賛同したトランプ大統領が追及されてるように優生思想思想はナチズム発生、80年がたっても衰えない。源流はダーウイニズムにあるのであるが、日本では山百合学園で19人が殺傷されというとんでもない事件が起こった。加害者は優生思想に感化された若者であった。
ヘイト・スピーチなども優生思想の一つである。日常生活においても絶えず人を非難し、悪口を言う人がいる。そのことで自分が優者であるような錯覚を覚え、また周りに与えて満足し、自己の劣等部分を隠す手段に依存してる。当人はそのことに気づかない。
(実像)と影の関係を考えてみれば優生主義者たちの言動の矛盾が見えてくる。太陽の日の下に立てば必ず、実像と影が映る。どちらも同じものである。もし、影が消えたとすれば実像も絶対に消える。双方は依存し合い、互いの分身なのである。優者と劣者と言う考えは二項対立で捉えなければならない。劣者は優者に、(誰のおかげで優者でいられるのか?)と言ってみれば良い。わたしの通っているカラオケ会にも音痴の老男がいて、聴いていると具合が悪くなりそうな歌い方をする。あんたは音痴だから人前で歌ってはいけない、と小学生の時担任の女教師に言われたらしいが彼はカラオケが大好きなのである。良いことではないか!わたしもうまくはないが、彼の後に歌う時は気持ちに余裕が出て、うまく歌えてるみたいである。わたしは彼に感謝している。
スマホで遠方の人と話したり、自分の部屋を警備したり、仮想通貨が出来たり、仮想で旅をしたり、恋愛をしたり、自動運転で移動したり、AIの友達や介護者ができたり、今の時代の変化は興味深いと同時に空恐ろしい。これは間違いなく、ITからAIへの革命である。
株式投資をしているので偶然、仮想通貨の開発に加わった会社の株を買い、これまでの損をほんの少しだけ取り返した。仮想通貨について勉強した。口座を開いて、円で仮想通貨を買い、仮想通貨を持っている店や会社とスマホで決済が出来る。通貨自体は存在せず、数字だけが動く。発行量は決められているので現金を脅かすことは無く、海外との取引にも税金はかからないが、仮想通貨の相場の値動きは激しい。何年か前に買った2千円が二千万円になって儲けた人もいるし、仮想通貨の暗証番号を盗まれて閉鎖された取引所もある。株券を買うようなものだから、ギャンブル好きの人には良いだろう。世界共通の通貨であるから、為替による変動もないから便利である。相場で値動きするのでそれによって会社の売り上げや利益が変動するので不安定でもある。
認知症や精神障害者には薬ではなく、AIによるマインド・コントローラーが与えられ、日常生活の的確な動きや会話を代行してくれるであろう。すると彼らは障害者ではなく、健常者になって社会復帰するであろう。AIが新人類になり現人類は旧人類になる。
5年以内にその方向ははっきりし、新人類による世界支配が実現するであろう。50年前、私が20歳であった頃には固定電話やテレビや無線が貴重なものであったし、その頃から見れば、スマホは超能力機械である。この時代の流れは誰にも止められないし、政治でさえついていくのがやっとである。
私の父は76歳で亡くなったので、私はあと5年は生きるであろう。
そこで仮想の妻に出会い、楽しい生活が出来る事を夢見ている。
NHKの仕事を辞めて、5年になる。ときどき、その時に出会った人のことを思い出す。仕事は夢中になってやっていたが、NHKを観てももいない人、必要としてない人、また生活の苦しい人から、法律で義務付けられています、といって強制的にもらうことには心を痛めていた。
スティーブ・ウオールというアメリカ人の家に2か月に一度集金に通っていた。若い男だった。小柄で痩せていて、キリスト教の宣教師であった。私は英語が好きだったので下手な英語でも話すのが楽しみであった。「今の私はこの仕事が辛いのです」ある時、そう言った。すごく身軽な男で私がチャイムを押すと、玄関から現れ、片手をついてジャンプし、1メートルもある塀をひょいと乗り越えて私の前に立っていた。
彼は、「あなたはもう少し上手に英語を話せるようになったら良いんだけどね」と言いながら、4680円の金を出した。
そして、次のように言った。
「あなたの仕事は誰かがしなければならないのですよ、必要性があるのです」
私は助けられた気持ちになり、それから23年間その仕事を継続したのだった。
NHK営業部の職員で、東大卒の若い男がいた。彼らにはノルマもなく、厚遇されていたが、週に何日かは外に出て、クレームへの謝罪や集金、契約取りをした。彼はある時、「俺はこんな仕事をするために東大を出たのじゃない」と言って、他の部署に異動した。その言葉は一般的に言ってそうであろうがわたしはスティーブ・ウオールの言葉を思い出し、東大の男は賢くないと考えた。社会には学歴偏重、学歴崇拝の価値観が続いているが、それであれば従業員をすべて東大卒にすれば会社や組織は繁栄するであろうか?いや、潰れる、と思う。集団や組織には誰もやりたがらない部門がある。業者に任せれば良いであろうが、その部門には価値があるのである。NHKであれば、視聴者と直接対応することで彼らのNHKへの見方がわかり、改善の材料になるのである。
読者に言いたいのです。色んな仕事をしてる方がいらっしゃますが、あなた方の仕事には社会の必要性があるのです。必要性があるから仕事として成り立っているのです。
5年前の今頃を時々、思い出す。2,3年前までは、自分が死にかけ、頭のおかしくなったあれらの出来事を思い出して、涙することもあったが、近頃は忘れかけて、医者から禁じられていた酒も飲んでいる。あと何年生きるかもわからないし、死ぬことを半ば望んでもいるが、最後の野望を懐に忍ばせている。(命の党)?(自然の命・人の命)という政党を立ち上げたい。書けば長くなるので単純化して言うと、人間は自然と闘って征服したまでは良いのだが、それが破壊に進み自らも破壊されている、その状況に加えて人工知能が進み、自動運転車、仮想通貨など想像も出来なかったものが現れ、どんな方向に進むかわからず、政治でさえ追いつけない現代である。もう一度、人間の命、自然の命を振り返り、自然の法則、秩序を学び直すべきではないか!政治や政策を見直すべき時期である。
話を最初に戻すと私は健康で大食いであった。大学ではA定食、B定食、カレーライスを一人で食べていた。いつか体を壊すよ、と注意されていたが、野菜もたくさん食べ、運動もよくやっていたので健康を壊すはずはないと考えていたが、65歳にして心筋梗塞を起こし、バイパス手術を受けた。退院後は糖質制限ダイエットをやって、糖尿病もなおり、現在まで健康を保っている。
もっと若い頃に大病を患っておれば、健康管理に早めに取り組めたのに・・、と考える時がある。もし悩みや不幸ごとを持っている人がいたら、(失敗は成功の元)と、視点を変えてみてはどうか、と思う。
毎日が暑い。部屋にエアコンがないので気温は室内で35度になり、外は38度くらいになっている。暑い時には暑さに徹することにしているので汗をたくさんかき、たくさん水を飲むことにしている。
広い敷地をビルの三階ほどにも高い木が囲んでいて、電話線や電線に触れそうになっているので毎日枝切りをしている。10分もチェーンソウで切ると全身が汗びっしょりになる。冷蔵所で冷やした井戸水を飲むと美味いし、風が吹き付けて顔の汗を吸い取ってくれるとすごく気分が良い。
ラジオやテレビでは、戸外に出ると熱中症にかかりやすいので室内のエアコンをかかりましょう、と絶えず呼び掛けている。わたしはそんな声に無関心である。エアコンが普及しなかった頃、日射病という言葉があったがそれににかかる者はほとんどいなかった。最近のビルの造りなどは一枚窓になっていて、最初から外気を入れず空調設備に頼るようになっている。人々は産まれた時からエアコンの中で生活するようになっており、自分の体で体温調節の出来ない構造にされている。(エアコンで熱中症になり、エアコンで治す)という不可解な社会である。資本主義のヤラセの構造である。戸外に出る者も少なく、通りは閑散としている。寂しい時代である。
今さら資本主義を撤廃することは出来ないが、もう少し、自然を基盤に据えた考えや行動を取り戻すべきである。