ブログ - 20170520のエントリ
障害者の会の総会で貴重な体験をした。役員になる者がいないので、わたしは副会長の役を頼まれ、なったわけであるが、総会では役員席に座り、来賓席には町長、町議会議長、福岡県障害者の会その役員などが座っていた。会計報告や規約、今年度のイベント予定、役員手当などの話で進み、最後に質疑応答に入った。わたしは会の内部で陰湿なイジメがあったのを知っていた。それを内部の話し合いで解決せず、町の人権委員会に相談し、差別はいけない、と言うパンフレットを作って配布したがイジメは止まなかった。何故、会合を開いて内部で解決しなかったのか!それをわたしは言いたかったのだが、躊躇してしまった。
役員席からそんな質問をして良いものか?という疑問であった。その質問は役員が答えるものだと考え、可逆反応になってしまうと思った。
後日、考えた。俺は権力(正確には運営者であるが)の入り口に立ってしまった。構造そのものが権力である、その入り口なのである。例えば、改革の信念で町長になったとしても同じように囚われてしまい、入り口で先ず闘わなければならないということである。