ブログ - 20161123のエントリ

新しい授業のやり方。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2016-11-23 7:23

 毎週、町の運営する英会話教室に通っているが、今回講師のテュリン(24歳のオーストラリア女)は奇抜な授業をして頭をすごく刺激される。そのやり方は最近のマニュアルの一つかもしれないが、私が高校時代に望んでいた内容に等しい。

 昨日はこんなやり方であった。二人ずつグループになった生徒たに写真を配る。鶏たちが走って競争をし、その背中に小さな男が乗っている写真。あるいは女幼児がい椅子に座り、PCに向かっていて、PCのそばには男幼児の小さな写真が立ててある写真。

 生徒たち写真を見て、物語を考え、作り、英語で発表する、と言うやり方である。わたしが学生の頃は英単語を覚える、文法を学ぶなど最初から上からの目線の授業であり、難行・苦行であったが近頃は変わったのであろうか?授業をいつでも公開するような姿勢が欲しいが。

 わたしと隣席の男は話し合いながらこんな物語を作った。ある朝、目覚めたジョンは夢の内容を思い返していた。チキンレースが行われ、鶏たちが走って競争をしてる内容であった。ジョンは興奮して、一羽の雄鶏の背中に飛び乗って走り、もっと速く!もっと速くと叫び、勇気づけ、ついに一位になって優勝した、という話であった。

 女幼児が泣いている写真に対しては、彼女はパソコンでアニメを見ていたが母親の姿が消えていることに気づいて泣き始めた、という物語をわたしは作ったが女生徒のグループはパソコンのそばにある小さな写真の男児に気づき、彼がいなくなって女幼児は寂しがって泣き始めた、と言う物語を作り、わたしはその写真には注目していなかった。男と女の目線の違いがわかった。

 単純な話であるが、雄鶏は英語で何と言うのか?勇気づける、という英語はなんと言うのか?など和英辞典を開いて探したのである。頭を使い集中した。

 英単語を憶える、文法を憶える、そんなやり方が垂直的(上下)だとすればこれは水平的なやり方である。真横に広げるほうが広がりが大きい。今年の米の収穫量はどれくらい増えた?それに比例して自然破壊はどれくらい増えた?など異分野の部分を並べ合わせると本当の実態が見えてくるのではないか?両者を別個にとらえているから、実態が失われてしまっているのが現代である。

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