ブログ - 20161117のエントリ

交渉力とは?

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2016-11-17 20:58

 今回の出来事は私にとって今年の三悪事の一つになったかもしれなかったが、わたしはうまく切り抜けた。きっかけはわたしが二年前にA男の借家の連帯保証人になったことだった。A男はわたしとNHKとの委託契約の連帯保証人になってくれたので、わたしは頼まれると断れなかった。A男の妻のA子はスナックを経営していて、店のホステスの借金の連帯保証人になり、ホステスは夜逃げし、A子は借金を背負わされた。スナックの経営で何とか家賃を払ってきたが、重度の糖尿病にかかり、医者通いを続け、店をたたんでしまった。家賃を払えなくなった。

 不動産屋の社長は家賃の請求をA男にしたが、A男は下手に出ることを知らず、口喧嘩をしてしまった。6か月分の家賃(42万円)がたまっていた。t社長はわたしに支払い督促状を送ってきた。2度、3度と送ってき、最後は簡易裁判所から払うか、異議申し立てをするかと、文書が来た。わたしはA男は12月に滞納分をすべて払うと言い、現在の月の家賃は払っているので、支払いの意思があるのに私が払わされるのは納得できない、と異議申し立てをした。内心はA子が何とかするだろう、ここでわたしが払うと、他の借金もあるA子は返さないと考えた。

 A子はわたしが被告席に座らせられるかもしれないと心配し、夜も眠れなくなった。知人に土下座して金を借り、滞納分を払ったが、告訴の取り下げもなく、不動産屋から払ってもらったという返事もなかった。このままいけば30日に公判が開かれるのか?と考えた。被告席に座ることも経験になるとたかをくくっていたが、A子が案じる電話をしきりに入れてくるので不動産屋の社長に電話を入れた。ぞんざいな口調だった。(わたしはA男に代わって持ち主に家賃を払ってきた。あなたは私に金を借りていながら返しもせず、逆に異議申し立てという形で訴えているのと同じなのだ)彼は言った。

 わたしは彼の心境を察していたので、三度、詫びた。告訴を下げてもらいたいのでしょう?彼は言い、わたしは、そうです、と言った。こちらも裁判に出たくはないので告訴は取り下げる、と彼は応えた。

 これで片が付き、わたしは一円も払わなかったわけで、作戦通りに決着がついた。わたしの謝罪を社長は待っていたのだし、わたしもそれに感づいていたが、(負けた)振りをして実は勝ったのであった。(勝つことばかり知りて負くることを知らざれば害その身に至る)とは、徳川家康の言葉である。

すべての現代人は障害者である。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2016-11-17 14:36

 今日は遠賀郡・障害者の会、その理事会に参加した。わたしは心臓バイパス手術をして障害者4級であり、どもりでもある。精神科医の問診を受ければ情緒不安定、躁鬱病、色キチガイ、深刻症など様々なネーミングが待っているであろう。

 理事会の場では旅行や演芸会の打ち合わせが行われ、会員が年々減っていると会長が話した。最後に意見・要望の場になった。わたしは先日の障害者の体育祭がすごく活気があり、もっと広報活動に力を入れるべきである。新聞社に取材させたり、町報にイベントの参加を呼び掛けたり、会員にニュースを配布したりすべきではないか?すでに障害者は特殊な立場に置かれてはいない、と言った。そこで、すでに人類自体が障害者になってしまっているのではないか?と考えた。冷暖房設備がなければ生きていけない、汚いものは排除しなければならない、除草剤を播いたり生活排水を汚染すればどうなるかがわからない、利便歳が自然破壊に通じてることがわからない、自然を破壊することが人類を含め生物の破壊になってることがわからない。地球上で自然破壊をしてるのは人間だけである。野生動物の視点から見れば人間こそが有害獣であり、害虫なのである。

 わたしもその一員である。出来るだけ自然に近い生活をし、自然破壊を少しでも減らすことを訴えてはいるが。

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