ブログ - 20150509のエントリ
こんな単純なタイトルを考え出しすのは、日頃から自然に接する生活をしているからであろう。
まず第一に思いついた答は花には雄しべと雌しべがあり、蝶や蜂が寄ってきて受粉されることで子孫を増やす、美しいことで蝶や蜂を呼び寄せるということである。美を競い合い、美しくなければならないのだ。すると蝶や蜂には審美眼があり、美意識があるということになる。色についての原理は物理化学ではわかっていない、と公開講座で先生が言った。美意識は人間にしかないと考えていたが考え方を変えなくてはいけないのだろうか。昆虫は匂いやフェロモンでも引き付けられるから美しさだけが原因ではない。
ところがダリアやボタン、チュウリップのように雄しべも雌しべもなく、球根で増えるものや隠花植物もある。彼らは蝶や蜂の手助けをしないのに開花植物以上に美しい。これはどういうことだろうか?と考えるとわけがわからなくなってしまう。存在感を示しているとしか考えられない。