ブログ - 20150503のエントリ

医療業界の後進性。

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日記
執筆 : 
nakamura 2015-5-3 20:43

 今年の八月で、心臓手術後の三年目になる。大手術をした後、普通の生活に戻れたことに感無量だが、医療業界への疑惑が時々、くすぶる。飲酒、暴食、ストレス生活が原因だが、医者や病院の実態、果ては医療業界を知ることが出来た。当時、高血圧症で柴山医院に通っていたが糖尿病を併発した。狭心症の発作が起こり、柴山はグループの遠賀病院の循環器科を紹介し、わたしはその病院が医師会病院だったので信用した。柴山は遠賀病院が仲間内だから紹介したがそれがわたしの人生を狂わせかけた。そこには心臓血管外科がなくカテーテル治療しか出来ず、二十年も高血圧症で薬で抑えたわたしの血管は動脈硬化を起こし、バイパス手術が必要であることは普通の医者なら見抜いているはずだった。柴山は仲間内の関係の方を大事にした。

 遠賀病院の近藤医師は副院長もかねていて、わたしの冠動脈に風船治療をした。失敗した。仕事に戻り、二度目の狭心症発作をおこした。遠賀病院で二本目の冠動脈にステント(金属製パイプ)を入れ、成功した。仕事に戻ったが、バイクの盗難にあったり仕事が辛くなった。三本目の冠動脈にステントを入れてもらおうと考えて入院した。その血管は直径が6ミリもある大きなもので90パーセントを血栓が塞いでいた。そこにステントを入れ込んでも血栓が外れれば血管をふさいでしまうのではないか?と疑問を抱きながらも近藤医師を信用した。治療後30分、ベットで夕食をとっている時、心筋梗塞が起こった。近藤医師やスタッフが大急ぎで集められ、血栓をなんとか吸い取った。心筋梗塞のせいで心臓に瘤が出来、弁もおかしくなっていたが、近藤医師は退院させた。肺に水が溜まったままだったので肺炎を起こし、また入院した。そこで他の病院にしたほうが良いのではないか?と考えたがカルテなどの資料をどうするのかわからず、このまま年金病院に行ったほうが良いのか判断が出来なかった。肺炎が治って退院したが、散歩中に狭心症の発作を起こした。遠賀病院に行き、近藤医師はそこで年金病院を紹介した。近藤がもう一人の医者と二人でカテーテル治療をしてる時、もう一人の医者はバイパス治療!とつぶやいていた。血栓が外れることを想定しなかったのか?血栓吸入装置を使わなかったのか?と近藤に尋ねた。脂分が強すぎて吸い取れなかった。近藤は答えた。そのまま放置したのか?近藤は答えなかったが、未必の故意なのである。

 民間企業の製品を買ったり契約したりして、不具合が生じると消費者センターが相談にのってくれるが、わたしが上記の内容で迷ったり医療ミスをされたりしても相談する組織が無い。私だけでなく多くの人が病院で酷い目にあっても相談の窓口がないのだ。これはどういうことであろうか?病気は製品とちがって複雑だから窓口がないのではない?と言った人がいたがわたしは医療業界の怠慢・後進性だと考える。年金病院でバイパス手術をうけ通常生活に戻ったが、不整脈が時々でる。その後、体調はどうですか?と訊ねるアーフターケアもない。また、保証という考え方もない。医師会という組織は何をやっているのか?わたしが今のような元気な状態であれば医療ミスで裁判に訴えるのだが。近藤は左遷され、遠賀病院にはもういない。

風見鶏症候群

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日記
執筆 : 
nakamura 2015-5-3 17:57

 昨日、精神科の授産施設に知人の男を訪ねた。63歳になっている。躁うつ病ですでに20年間も入院し、このままでは一生をそこで終えそうな、あるいはその前にわたしの余生が終わりそうな気もした。入り口から声をかけたが返事をかえしたまま、出てこない。出てきたので顔を見ると険しいウツの表情だった。具合が悪そうだからこの次にしよう、というと彼がうなずいたのでわたしは停めていたバイクに戻った。背後から、話をしたい、という声が聞こえ、彼の部屋に上がっていった。

 わたしの近況を話した。彼は薬を日に35錠も飲み、副作用で階段から転げ落ちたりして、施設長から外出をとめられている、と言った。薬が副作用をうみ、副作用をなくすためにまた薬を増やし、それが副作用をうむ、という負の連鎖だとわたしは読んだ。そばの自動販売機にジュースを買いに行くことも止められているという。

 (双極性障害B型)という病名だと言うので、ネットで調べると躁鬱病の名前が変わっただけだった。ウィキペディアを読むとこんな文面に出会った。この病気の原因は2020年までには分子レベルで解明される予想だと言う。文部科学省の見解だった。やはり心の動きは物質に起因していた。

 かれの部屋の階下に住む男性が入り口に現われたので彼とも話しを交えた。彼も双極性障害であり、アダルトチルドレン病だと言い、わたしは後者の病名に興味を持ち、ネットで調べた。父親がアルコール依存症だったりして劣悪な家庭環境で育ったため精神の発達障害がある、とあった。わたしにぴったりの家庭環境と私の性格だったのでおどろいた。わたしはなんとか社会生活を送っているので施設に入ったり入院もしていないが、好奇心もあって入院してみたいと想像したりした。

 (風見鶏)というのは鳥の形をしていて風がどっちから吹いているのか方向を示すものだが、わたしの人生経験から言えば日本人の90パーセントを占め、多数派になっている。会議や会合の場ではいっさい意見を言わず意思表示もせず、その場の風向きにまかせている。仕事は真面目にやり、家庭も守り、人付き合いも当たらず触らずの等距離を保ち、イベントや出ごとにもきちんと顔を出し、陰口は叩く。日本国内では彼らは信用され親しみをもたれているが外国人の視点では薄気味悪いと言われてる。自分の信念が社会通念とシンクロナイズしているので、戦争が始まると戦争万歳と言い、敗戦になると戦争反対と叫ぶのである。

 彼らは健常者と呼ばれ、精神障害者と呼ばれることは絶対にない。権力体制側の被搾取階級だから権力にとっては大事な(飯の種)なのである。わたしはかれらを風見鶏症候群と呼び、標本箱の中で学名をつけ、分類したい。

 

狩猟民族が世界を制覇する。

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日記
執筆 : 
nakamura 2015-5-3 7:26

 週に一度、英会話講習に通っている。楽しいし刺激的である。新しい発見もあった。日本語と比較して英語はなんと簡潔であろうか!ということである。私、を指す場合、日本語には、僕、わたし、俺、自分、手前、拙者、などたくさんあるのに英語では1しかない。あなた、を指す場合でもそうである。painterという言葉は画家を現すと同時に塗装職人も現している。これはやや荒っぽいと思うが。

 簡潔な言語だから世界に普及しやすく広まっていった。グローバリニズムという帝国主義で世界を征服し始めている。それはアメリカという国であるがそれを非難しようというのではなく、理論づけをしたいだけである。私みたいな無名の男をCIAが暗殺しようとすることないであろうし、話を変えればイスラム国をテロ国家だと非難するアメリカはフセインやビンラディンなどを裁判もなく殺しておいて自国が平和国家だといえるのか?

 日本が太平洋戦争でアメリカに惨敗し今も被占領下にあるというのはアメリカという国の強さに他ならない。黒人、メキシコ人、韓国人、中国人、欧米人などアメリカは人種の坩堝である。言語、肌の色、宗教、生活習慣が異なる民族が同居し、大統領に黒人がなっている。多様性の国である。これが摩擦や刺激を生み、エネルギーの根幹になっている。英国人はアメリカ、オーストラリア、カナダを侵略し原住民を淘汰していった。その一つに日本も入っているわけだが、距離がはなれすぎていることもあって淘汰まではされなかった。

 太平洋戦争に話を戻してみよう。日本の敗因はいろんなとらえかたがあるが、狩猟民族VS農耕民族だったとわたしは思う。馬に乗って野生動物を追ったり、通り道に待ち構えて銃で撃つ、あるいは囲って放牧する、それを日々の生活にしている民族とクワをふるって畑や田を耕し春夏秋冬の季節で作物の生育を計る者が闘った場合、勝敗はすでに決まっていたというわけである。

 だが、勝つ者久しからず、という言葉がある。東洋思想であり農耕民族の視点である。それを腹の中にすえて世界の動きを俯瞰してみよう!

 

 

被占領状態下での日本国憲法。

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日記
執筆 : 
nakamura 2015-5-3 6:33

 新聞やテレビでも憲法論議が盛んである。交戦権を認めない日本国憲法は素晴らしい!安倍政権に交戦権を認めさせてはいけない。世界の人からも日本の平和と非戦を認められ、うらやましがられている、など百花繚乱の賞賛である。共産党の赤旗でさえそんな書き方であり、そんな風潮の中で交戦権を認めろなどと言うのはよほど勇気のいることである。ここでどのマスコミも識者も指摘しないことがある。日本はまだ軍事的にも政治的にもアメリカに占領された状況にあり、憲法でさえアメリカに押し付けられていることである。憲法で交戦権を認めないと言う事項はアメリカに対しても牙をむけない、ということで鎮座している犬の姿勢なのである。鉄格子の中に閉じ込められていて外敵も襲えない状況の下で憲法は生かされているのだ。これが素晴らしく、生きていると言えるのであろうか?虜囚にされていることなのである。ここを踏み違えてはいけない。まず被占領状態を解いてから憲法論議をすべきである。

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