ブログ - 20140426のエントリ
二日前に、「議会住民懇親会」に行って来ました。岡垣町町会議員に住民が町政に質問をする場で、年に二回もうけられています。過激な言動をする住民がいるので(わたしたちです)パトカーを呼んでおこうかなどと司会役の議員から話が出てるとの情報があり、参加しました。
30人ほどの住民と11名の議員それに三名の職員が集まっていました。議員が26年度予算審議状況、議会活動状況を説明し終えると質疑応答に入りました。わたしとO君は開発の騒音や傍聴に行っって退場させられたことを追及する予定でしたが今回は住民がどんな考えで発言するかを観察することにしました。七、八人が固定資産税の収納率、海岸の松枯れ対策、乱開発する町長への辞任要求など話しましたが一人の老主婦の発言がわたしの心に残りました。「小学校のトイレの件なんですけど、まだ和式トイレが残っていて子供達がトイレが出来ず、二つある洋式トイレの前に立って並んでいるのです。洋式トイレを増やしてください」というのです。議員は改装にかかる予算の問題など話していましたが、検討します、で片付けました。
トイレは水洗式なのですが、和式トイレに屈むことのできない子供が増えていることにわたしは驚いたのです。テレビの報道で体を前の曲げて手の指を床につけない子供が増えていると流していましたが、そのうちに今の家庭以外では生活できない子供達が増えていくのではないかと心配になりました。世の中のトイレは洋式ばかりではないので和式、汲み取り式、あるいはノグソ(野での排泄)に慣れておかなければ外国にもいけなくなるよ、ウンチはけっして汚いものではなく大事なもので自然界にとっては大事な肥料なのだ、ということを親が教えなければならないのに何故しないのだろうか?親自体が洋式トイレしか眼中にないのだろうし、自分たちでできるはずのことを行政に押し付け税負担を増やしていることに気づかない。老人までもが自然性を失って平気で除草剤をまいている。
この流れが加速すると子供の時からの障害者が現われ、増えていくのではと危惧する。現代人の生活はあまりにも自然界とかけ離れ、乖離度をますます強めていっている。自然界と生活が断絶した時、食料も手に入らず人類も動植物も全滅するしかない。ここで資本主義にブレーキをかけ、自然に触れ、生活を見直さなければならない