ブログ - 20130611のエントリ
四、五年前のわたしであればこんなタイトルは恥ずかしくて書けませんでしたが、余命を意識しはじめたせいか、書いてしまいました。希少性のある男と自認するからには一般の男性が書けないことも書いてやろうと考えます。
どうやらインポに近い状態になり、いろんな点で自分自身が変わっていっています。以前は女を見ると性の対象でしかなかった(女性に対して失礼であることをお許しください)のですが、近頃ではオンナがいるな、という程度でよほどの魅力がない限り振り向くこともありません。以前であれば魅力に見惚れてれて電信柱に頭をぶつけそうになったこともありますが今ではそんな心配もないどころか時々めまいみたいのが起こり、まっすぐ歩けてるかどうか不安さえ覚えたりします。
自分を格好良くみせようとか振舞おうという意識もなく逆に(こんな男がいたって良いじゃないか)と居直っている部分もあります。スナックでキープしたボトルに(エロ男)と書いてもらいましたが、(ヒロミの命)ではありませんでした。ママは、エロ男を卒業したからそんなことが書けるのよ、なんて言っていましたがそれは一理あります。
自分を良く見せよう、という構えがなくなったことでずいぶん楽になりました。余命を意識することで失うものも少なくなりました。もとより名誉も地位もなく、(長)のつく役職についたこともありませんから権威とは程遠い位置にあります。権威の業界にしばられることもありません。
仏教の世界では解脱という言葉がありますが、それは肉体が衰弱した物理化学的な意味ではないでしょうか?(灰になるまで)という言葉もありますが、以上のように考えると誰でも解脱することが出来、その時期がやってくるのです。