ブログ - 20130601のエントリ

恋愛とは化学反応である

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2013-6-1 17:27

 2ヶ月ほど前、近所のスナックに一人で入りました。以前、知り合いの男とそこで飲んだことがあったし、店の雰囲気も良く料金が安いこともわかっていました。

 「エロい!」

 椅子に座るなり、わたしはカウンターをはさんだ若いホステスに言われ、笑顔でおどろきました。白い頬に赤い口紅が映え、若さがあふれてました。

 良い男という意味なのか?と迷いながら、注がれたビールを飲みました。若い頃、スケベな顔をしてるとよく言われましたが、エロい、という言葉は初めてでした。スケベな意味なのか色っぽいという意味なのか判断できず、はっきりさせないほうが好都合と考えてバカ話をまじえビールをお代わりしました。

 若い頃は性欲が人並み以上に強かったせいか、(目のギラギラした男)という印象があって女には敬遠されモテませんでした。もちろん服装やムードづくりに気をつかったり、(女を口説く方法)という本を読んだり、努力をおこたったことはないのにいつも飢えていました。まわりの友人たちをみてみるとさほど努力もせずに彼女が出来ているのです。

 どんな男が女にモテるのか?

 いろいろ考え実例を検証してみましたが、わかりませんでした。イケメンで人当たりも性格も良いのに恋人のいない男がいましたし、醜男で粗野な男に美しい女がくっついていることもありました。平凡すぎて面白くもない男にも女がいました。研究すればするほどわからなくなりました。

 小柄で痩せ、話も下手で金もない、どこが良いのかまったくわからない男に良い女、しかも美人がいつも付いていました。何人も女がいて、その男は女に不自由せず自分から求めなくても相手から寄ってくるのです。

 今になるとわかります。その男は負圧(気圧が低くマイナスの状態)をいつも発していて、普通の圧力を持っている女(男でもありえる)は高気圧が低気圧に流れるように引っ張られていたのです。(母性愛)を刺激するとか何かしてあげたくなるような気分にさせる男なのです。こんなタイプは女のほうが面倒をみたくなるので(ヒモ)になりやすいのです。

 化学の本を開いてみるとわかるように元素には反発しあうものと結合をもとめて寄り合うものがあります。上記の男性は最大公約数も大きくおおくの女性をひきつけることが出来たのです。近頃は少子化とか草食系といった言葉が流行っています。それはは男女の肉体を構成する物質が変化し、たがいに強くひきつけあわない社会が出来上がり人口抑制の機能をはたらかせているにちがいありません。

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