ブログ - 20120409のエントリ
10年ほど前のことです。集金業務で走り回り、腹が減っていました。ウドン屋さんに駆け込みました。自動販売機で食券を買おうと思い、その前に立ちました。お爺さんが立ってじゃまをしていて、いつまでたっても動かないのです。私はイライラしていました。(早く、せんかい!)と心の中で怒鳴っていました。
よく見ると、彼は食券の買い方がわからないようで、いつまでも立っているのです。怒鳴りつけたい気持ちを変えて、(何が食べたいのですか?まず、お金をここから入れて、食べたいもののボタンを押したら券が出てきますよ)と教えました。彼はそのとおりにして食券を手にして、笑顔で席に行きました。私に彼の満足感が伝わり、苛立ちが消えて心が満たされました。彼のおかげでした。
もとより短気な私ですが、なにげないことをここで発見したことがわかりました。
(情けは人のためならず)という言葉があります。ボランティア活動もふくめてけっきょくは自分に返ってくるということですね。
これは謎なのかあるいはすでに学説になっているのかわかりませんが、さまざまな現象を反転対称形の理論から分析してみると、基準点から上限と下限のレベルは同じではないかと思いついたのです。例えばヤフーで調べてみると、世界最高気温は40.9度ですし、世界最低気温はマイナス41度なのです。それに世界で一番深い海底は9814.9mですし、一番高い山は8848mなのです。ほぼ等しい数字ですよね。対称形だと定義づければそうなるはずです。
中国の陰陽説という考えはみなさんご存知とおもいます。その考えは反転対称形理論が出来る前からあったのですが、すでに科学的な発想を持っていたというより、現象を言葉で表現するか数字で表現するかのちがいでしょうが、両者とも同じことを言っていて興味をおぼえます。
ハエがカーテンの裏にいました。窓ガラスに張り付いていたのでハエタタキで叩こうとしたら、一度力なく飛び、またガラスに張り付きました。部屋の中に長く閉じ込められて元気を失ったのか、飛ばなくなったのかわかりませんが、以前のハエではありませんでした。私が考えるに便所の目隠しの隙間から外に出れるわけですから、賢いハエはそうしたでしょう。そうでないハエもいるわけです。
蚊の場合もそうです。賢い蚊は羽音を立てずに寄ってきますし、さらに人間の目線から隠れた暗い位置に触感をあたえずに止まります。痛い、と感じた瞬間はすでに飛び去っています。このちがいが淘汰されるものとされないものに別れます。自然界はこれで数の調整をしているのです。
さて、これから飛ばないハエが出現するでしょうか?すると、大きな発見ですね。学名をなんとつけましょうか?レア・バエなんてどうでしょうか?
こんなヒマしてる私はレア・人間ですよ。