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潜像(潜在観念)と現像(現実)

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-10 22:11

こんな経験は珍しくはないのですが、今、私が思い返してみると謎めいたものに感じられます。あるアパートに住む女性宅に集金に通っていました。三年間ほど2ヶ月に1度かよい、世間話をし、彼女が抱いて現れるダックス・フンドとも親しくなっていました。

ある時、バイクをアパートから20メートルも離れた位置に停めました。バイクの箱の中から集金カバンを取り出し、肩にかつごうとした時、彼女の部屋の中からダックス・フンドの叫びが聞こえてきたのです。(あの集金のおいちゃんが来たよ!)と飼い主に告げているのです。

私は犬が嗅覚で私を感じたことを知りました。少し驚きながら、ドアを開けて私をむかえてくれた彼女から集金をしました。

ここで私が考えることは犬が人間より先に未来を知ったということです。私がもし彼女の結婚相手であれば犬は飼い主の再婚を読んだし、殺人者であれば彼女の死を彼女より先に知ったということです。犬にとっては未来ではなく現実だったのです。未来は潜像(潜在観念)として存在しており、それが見える者には現実の姿なのです。下絵であったものが現像液にひたされ、現実の姿を現したにすぎません。人間として存在している限り、未来の姿は見えないし、未来と現在そして過去は平行状態のままでで決して交わることは出来ません。現像液の能力、特殊能力があれば未来も現像できるでしょう。

犬の嗅覚は人間の数万倍もあるということですが、人間界からみれば超能力ですね。人間は知性と言語の発達によって失ったのです。

男が歌う女心

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日記
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nakamura 2012-4-10 19:13

森進一をはじめとして男性歌手,男性作詞家もふくめてですが、女心を歌うのが抜群にうまいですね。女性歌手が女心を歌うより女性作詞家が書くより、男の心にしみるにはどういうことでしょうか?

私はいつも小林旭の(昔の名前で出ています)を聴くと涙が出てきます。前川清の(噂の女)もそうです。

歌舞伎でも女形の演技は女より女らしく、まさに色気があります。

ある男に(最高のセックスとは何だと思う?)と尋ねられ、答えに困りました。

すると彼は(それはオナニーだよ)というのです。

わたしは考えた末、わかりました。男でも女でも同性愛にはまったら抜け出れない、ということを何度か耳にしたことがあります。オナニーをする場合は自分の中の女、あるいは男とセックスをし、両性具有の状態なのです。セックスの最中に自分の欲する性の技巧がわかるのは当人だけなのです。その欲求を完全に満足させれるのは当人以外はありえません。一人二役なのです。前のブログに書いたように男にも女にも異性が住んでいるということです。

白か黒かではなく、白も黒も同居してるというのが人間存在であります。無理に分けようとすると混乱が起きるわけです。

(死んでもいるし生きてもいる。どちらでもある)シュレディンガーの猫、の言葉どおりです。

ある日の出来事

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日記
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nakamura 2012-4-9 13:12

10年ほど前のことです。集金業務で走り回り、腹が減っていました。ウドン屋さんに駆け込みました。自動販売機で食券を買おうと思い、その前に立ちました。お爺さんが立ってじゃまをしていて、いつまでたっても動かないのです。私はイライラしていました。(早く、せんかい!)と心の中で怒鳴っていました。

よく見ると、彼は食券の買い方がわからないようで、いつまでも立っているのです。怒鳴りつけたい気持ちを変えて、(何が食べたいのですか?まず、お金をここから入れて、食べたいもののボタンを押したら券が出てきますよ)と教えました。彼はそのとおりにして食券を手にして、笑顔で席に行きました。私に彼の満足感が伝わり、苛立ちが消えて心が満たされました。彼のおかげでした。

もとより短気な私ですが、なにげないことをここで発見したことがわかりました。

(情けは人のためならず)という言葉があります。ボランティア活動もふくめてけっきょくは自分に返ってくるということですね。

陰陽説と反転対称形

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-9 12:25

これは謎なのかあるいはすでに学説になっているのかわかりませんが、さまざまな現象を反転対称形の理論から分析してみると、基準点から上限と下限のレベルは同じではないかと思いついたのです。例えばヤフーで調べてみると、世界最高気温は40.9度ですし、世界最低気温はマイナス41度なのです。それに世界で一番深い海底は9814.9mですし、一番高い山は8848mなのです。ほぼ等しい数字ですよね。対称形だと定義づければそうなるはずです。

中国の陰陽説という考えはみなさんご存知とおもいます。その考えは反転対称形理論が出来る前からあったのですが、すでに科学的な発想を持っていたというより、現象を言葉で表現するか数字で表現するかのちがいでしょうが、両者とも同じことを言っていて興味をおぼえます。

飛ばなくなったハエー2

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-9 12:08

ハエがカーテンの裏にいました。窓ガラスに張り付いていたのでハエタタキで叩こうとしたら、一度力なく飛び、またガラスに張り付きました。部屋の中に長く閉じ込められて元気を失ったのか、飛ばなくなったのかわかりませんが、以前のハエではありませんでした。私が考えるに便所の目隠しの隙間から外に出れるわけですから、賢いハエはそうしたでしょう。そうでないハエもいるわけです。

蚊の場合もそうです。賢い蚊は羽音を立てずに寄ってきますし、さらに人間の目線から隠れた暗い位置に触感をあたえずに止まります。痛い、と感じた瞬間はすでに飛び去っています。このちがいが淘汰されるものとされないものに別れます。自然界はこれで数の調整をしているのです。

さて、これから飛ばないハエが出現するでしょうか?すると、大きな発見ですね。学名をなんとつけましょうか?レア・バエなんてどうでしょうか?

こんなヒマしてる私はレア・人間ですよ。

北朝鮮の八百長戦争

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-8 23:17

北朝鮮は24年4月12日に長距離弾道ミサイル(人工衛星だというが)を打ち上げるという。マスコミは大騒ぎをし、G8外相会議での共同声明を待たずに緊急対応を米、日、韓国、中国でするらしい。

またか!とウンザリするのは私だけであろうか?

何度、同じことを繰り返せば良いのか!ミエミエの八百長戦争にまた乗っかり、密約をしたり食糧支援の量を増やすことで手打ちをするであろう。日本では政府がきちんと手を打ったからミサイルを打ち上げられずにすみましたよ、ということになるはずです。アメリカでは我が政府が北朝鮮の暴挙を食い止めました、ということになるでしょう。中国ではわが国が荒っぽい弟をてなずけてやりました、というでしょう。韓国もうまく押さえましたよ、ということになるでしょう。

北朝鮮は脚本どおり演出が出来たと成功を喜び、次のストーリーを考えるでしょう。

食料は誰のフトコロから出るのでしょう。国民の財布の中からじゃないですか。

良い目にあうのは北朝鮮と四カ国の政府,マスコミです。ミエミエの八百長試合はもうやめてくれ、と言いたい。脅し取ろうとする相手を破壊したら取れるものもとれないじゃないですか、攻撃なんてするはずはありません。

もしかすると、米、日、中、韓、北、マスコミは背中を向けたまま手を組んでいるのではないでしょうか。犯罪者がいなくなったら警官はいらなくなるみたいに。

飛ばなくなったハエ

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-8 14:05

我が家はボロ家ですが、40年前に大学生を6人も下宿させていたこともあって広いのです。わたしはその外れの下宿部屋で20年間生活をしています。食事、フロは共同使用ですが、トイレは専用のがあります。いまだに汲み取り式なので,ハエがどこからか侵入して卵を産みます。

春になるとウジ、サナギから成虫になった大きなハエが私の部屋に入り込んでくるのです。ブンブン唸りながら中を飛び回り、私はすぐにハエタタキを手にとって殺しにかかるのです。ハエも興奮して部屋の中を旋回しまわります。叩きにかかっても相手が動き回るので当たりません。ハエが力を失って窓のカーテンの後ろに隠れようとする頃、一撃を加え、二度三度四度と叩いてトドメを射します。ストレスの解消にもなり、けっこう撃墜を楽しんできましたが、近頃飛ぶハエを見なくなりました。

ハエはもういなくなったのかな?と思ってある日、窓ガラスのほうに目を向けるとハエがいました。ガラスの表面を這っているのです。おとなしいものです。飛べば羽音を察知され、殺されるので飛ぶことを止めたのです。最期の殺したのは三ヶ月ほど前だと推測しますが、私の部屋の中では決して飛ばないという情報をどのようにして伝えたのかわかりませんが、これが事実だとしたら、ハエの新種になるかもしれません.情報工学のサンプルとしてレアな材料になることでしょう。DNA自体もかわったかもしれません。蚊だって羽音を立てるものは気付かれて殺されてしまうから、羽音を立てない種がいます。ハエだってそうなるでしょう。

 

両性具有と人間存在

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-7 23:21

両性具有者とは男性器と女性器の両方を持っている人のことでですが、発達の度合いの差はあるが誰もが両方を持っているのです。クリトリスはペニスの退化したものであり、睾丸は卵巣がむき出しになったものです。女性ホルモンと男性ホルモンにおいてはその量のちがいが男と女をつくっているにすぎない。人間は本質的には両性具有者なのですが、近代の精神は白と黒をはっきりさせなければならないシステムになっている。だから、逆に混乱を起こしてしまう。性同一障害(これはおかしな言葉だと思う。男か女かはっきりしないのは障害者なのだろうか?)という表現にみられるように心は女であるのに性器は男、心は男であるのに性器は女、というややこしい状況になってしまう。もともと両者は混在しているものだと捕らえたほうがわかりやすい。社会の秩序を構成するためにははっきりした区別が必要なのであろう。

寒さと暑さでとらえてみると、寒さの記憶があるから暑さを感じ、暑さの記憶があるから寒さを感じるのです。両者は重なり合っているだけであり、実は裏腹なのである。この世の存在はすべて対立物と重なりあっている。男と女もそうであり、金持ちと貧乏、健康と病気、勝者と敗者など数え上げればきりがない。そんな考えから人生や社会を眺めるといかに私達が(どちらかでならないという)偏向した考えを植え付けられてきたかがよくわかる。

自分もふくめ思想の原点に戻らなければ錯乱させられるばかりである。

心の温度計

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-7 22:10

心に温度計があるとするなら、私のそれは外気にひとしく20度くらいです。春が訪れ、あの冬の寒さが嘘のように感じられます。あの寒さの裏には暖かさが芽をだそうと待っていたのです。両者は重なりあっていただけなのに私達は気づかなかったのです。今のこの暖かさの裏には寒さが潜み、その記憶が暖かさを感じとっているのです。

今日は仕事を午後三時くらいできりあげ、畑の草むしりをしました。タマネギの畑には雑草が密集し、むしりとるのがかなり面倒でしたが、あとは散髪を終えた頭のようにすっきりなりました。何日か前に植えたナス、トマト、キュウリ、キャベツに水をやりました。

地球が太陽の周りをまわり、春夏秋冬が訪れ、めぐっていく。自転するために昼夜が訪れ、そしてめぐっていく。寒暖や涼しさ、暑さを感じ、心の動きとリンクすることはわかるがなぜ人間は気温のちがいを感じとるのだろうか?生物学で学んだように変温動物であるからだとおもいつくが、それにしては人間、そして自分の存在に不思議さを感じとります。

幸福度の方程式

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日記
執筆 : 
nakamura 2012-4-5 23:39

今になって色んなことがわかってきました。結局どんな人間であろうとどんな生き方であろうと、その幸福度の方程式は0であるということです。(空腹は最大の味覚をつくる)というタイトルで前回ブログを書きましたが、逆に(満腹は最低の味覚をつくる)ということなのです。飢えに苦しんだ量だけ美味しくなるわけですよ。寒さに凍えた量だけ暖かさの快感を得ることができるということです。いつも満ち足りた人生をおくっている者は本当の美味しさや快感、幸福度は味あえないということです。

それは座標軸で観れば反転対称形になっている。どんな人生であろうとどんな人間であろうと苦痛、快感変転し、マイナス、プラスの数値を加算していくとけっきょくは0になるということです。高校時代にもこんな考え方をしたことを思い出しました。

そこに平等性があり、神が色んな人間をつくり、人生を生きさせている宇宙の意志(神の摂理)が感じられます。

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