ブログ - 20250309のエントリ
町内のカラオケ同好会に通うようになって3年ほどになるが、まだ続いている。どこに行っても喧嘩をするといわれたわりには続いている。公民館で毎週、歌っていて、楽しく過ごしている。ほとんど老婆ばかりであるが、化粧をしていて、老婆らしい女はおらず、男たちも元気がいい。十人程のメンバ^ーで活発である。午前九時から始まるが会長はその前からマイクを握って歌い、叫び、耳が痛くなるほどである。古参の女はいつも声高におしゃべりをするが、マイクを握ると笑い、泣き叫んで歌う。若いころにもどり、顔からしわも消えて、色っぽくなる。この前は、手が温かいわね!と言って私の手を握ってくれ、そんなことがうれしかった。もう一人の女は以前スナックで働いていたといい、心のこもった魅力的な歌い方をする。95点の点数が出ていた。自分はいつも八十点くらいである。もう一人の女は日本舞踊も習っている人で天を見て踊りながら、歌い、涙を誘われた。
自分は毎回、自分の歌を録音して、帰宅して聞き、点検し、、心で歌っているかどうか調べ、改善していっている。歌手と呼ばれる人たちは、歌い始めから心が入っていることがわかる。もう少ししかない人生だが、最後は町の施設のステージに立って歌いたい。一年前に、先輩が車いすに座って歌ったことが思い出される。