ブログ - 20240228のエントリ
明け方に、夢を見た。
そばに、スカート姿の女が横になっていた。知ってる女であるが詳しいことは書けない。めずらしく下腹部が固くなり、求めていたが、その女とは交接関係にあり、いつでもできる間柄であったので、そのまま二人が寝転がっているだけで良かった。
目覚めて、手こきをしようとしたが、息子はまた寝てしまった。どうやら、寝ているほうが良いみたいであった。もう何か月も寝入ったままで起きようとはしない。妄想を逞しくして頑張っても、もう何か月も起きなくなり、このままあの世に行くことになっているのかもしれない。
昨日はスーパーのカート整理の日で、午後四時から七時まで働いた。三時間も動き回り体に気合を入れてきた。駐車場のカートを集めていると、レジの若い女の子がレジそばの買い物かごを集めてくれていた。礼をのべ、しばらく見なかったね?と話しかけ、今度、・・電気店の跡にまたスーパーが出来るみたいよ。知ってた?と聞くと、マンションが出来るってきいてたわ。など、おしゃべりをして楽しかった。
それから、どこかで見たようなヤン・ママが入店して来たので、頭を下げたがむこうはわからなかった。川そばで乳母車をひいていた女で、そこから下りて歩き始めた幼児が倒れそうになり、だいじょうぶですか?声をかけ、すこししゃべった女であった。
たわいのないできごとであるが、自分が歳を取り、そこで確実に変わったことがわかった。正直言うとこれまでは、女は性の対象でしかなかったのである。不能になり、性の対象から外れると、女は特別なものではなくおなじ人間の位置にもどった。こんな男はあきらかにひどい差別主義者であり、よくこれまで罰を受けずに生きて来られた?と思われるであろうが、事実なのである。
そして、自分自身も気が楽になり、解放されたのである。良い男である必要がなくなったし、格好よく構える必要もない。服装やおしゃれ、世間ていとも無縁である。女とも気楽に話が出来るのである。自由になった。
若い頃、女にもてようと思ってどれだけ、金や気を使ったのかわからないが、もう自分だけの人生を生きれば良いのである。これが老いるということであろう。小説の文体も変わってきたように思う。