ブログ - 20240212のエントリ
昨日の日曜日、毎週通っている教会で、(異言)の話を牧師から聴いた。そこは神、イエス、聖霊の三位一体を基本にしていて、興味深い話を牧師が独自に解釈してくれている。ペンテコステ派である。
(異言)とは霊が人に乗り移り、口、舌を通してしゃべることでその宗派では珍しくはないことようであったが、興味をひかれていろいろ質問すると、牧師はそれに関する本を持って来てくれ、今、読んでいる。そこで思いついたのは、イタコであった。これは霊媒師に自分が呼んでほしい人の生年月日など書いて出すと、呼び出してくれて、二十分間も口伝えをしてくれるもので古くからある。
現実の生活の中ではありえないことである。霊というものは目に見えないが、空間をかなり飛び回っているのだろう。それをキャッチできるものは特殊な能力者である。出来ない者は霊媒師に頼んだりして死者の声を聴くしかない。人間は科学を発展させ、豊かな文明生活を築いて来たというが、知らない世界、目に見えない世界は無限にある。テレビの電波なども見えないがテレビ受信機を通せばいろんな景色や出来事がほぼ無限に見え、超音波だって聞くことができる。
幻聴や幻覚なども現実もものではない、というがチラリと聞こえる声や音、ちらりと見える人や景色なども見えない世界のふとした切れ目ではないだろうか?そんなふうに考えると見えなかった世界の本当の姿がそのうちはっきりしてくるに違いない。