ブログ - 20230714のエントリ
ほとんど毎朝、奇妙な夢を見るがそれは奇妙なのではなく、すごく現実感を帯びている。NHK営業部のロビーに自分は座っているが、どこかおかしいのである。その頃、週に一度出局していたがいつもは営業部の大部屋の中であった。ところがそこは部屋の外で、自分の手には業績進捗表もなければ集金人個人の業績グラフもなく、自分ががなぜそこにいるのかもわからないのである。すでに十年前に退職しているのにその記憶がまったくなかった。さて、集金の仕事はどこから回ろうかな?と考えながら、契約者リストも契約書も持っていないし、担当地域は福岡市であることしかわからない。同僚が顔を見せてもいいはずなのにいつまでも見えない。・・何かの間違いではないか?
と考えついた頃、眼が覚め、部屋の外の庭が明るんでいることがわかる。
近頃、生成AIのことで、その取扱いについての法律が制定されそうである。この変化に驚くと同時に世の中がどうなるのか?自分がまったく取り残されていくのではないか?という恐怖が生じてしまうが、頭の悪い自分ながら考えて見なければならなくなった。
いまのところ、人間ほどの能力はもてないと考えていたが、パソコンでの数字のすごい処理能力や記憶力などすでに人の力を追い抜いてしまっている。彼に営業推進部を担当させることができる。成績のいい集金人の仕事のやり方、労働時間、または地域性などから理想的な作業法を考え出させ、実行させればいいのである。
会社はすでにそれくらいのことには手を付けているであろう。
すると彼はNHK職員なのであるし、その位置は変わることも消えることもなくなる。重要な仕事なのである。
ここで話は跳ぶが、キリスト教の禁断の木の実の部分になる。その逸話にあるようにAIが神の禁じていた木の実を食べ、自分の自由な意志や考え方を持ったとしたらどうなるであろうか?AIの生存権を主張してくるであろうし、職業選択の自由なども主張し、はては結婚の権利も持ち出し、人間そっくりになってしまうのではないか?
そんなことは考えすぎだと考えていたら、時代は勝手に進んでしまうのである。
スタンリー・、キュウブリックの映画(2001年宇宙の旅)におけるように、AI・ハルを殺すしかなくなるのではないか?