ブログ - 20230223のエントリ
大手スーパーのカート整理の仕事を三年間やってきたが、今年から売り上げが減ったということで、一週間に九日間やっていた日数を六日間に減らされた。生活が苦しくなる。昔であれば賃金カット、といって管理職を叩いたのであったが、他のシルバーの会員と同じように仕事があるだけでも感謝と言う気持ちになった。
話は変わるが、近頃その店に変わったオトコが通ってくるようになった。いつも一人で、背筋はきちんと立っているが部屋着のままで、サンダルに素足である。髪は背中まで垂れ、白い顔で、まっすぐ前を向いて一人分の食料が入ったビニール袋を持って人を待っているような気配である。この前は駐車場で両親の運転すると思われる乗用車に乗るのを見た。
一昨日の事、彼がレジのそばに立っているのを見たが、驚いた。ズボンの股間部が濡れていたのである。尿漏れであろう。遠目にわかるほどびっしょりである。自分の肉親に精神病院に長年入り、尿漏れするからパンツを買って来てくれと頼んだ者がいるので、彼のことを思い出した。
昨日、自分は部屋を出、郵便ポストを見に行こうとして下半身がおかしいことに気づいた。ズボンの紐がゆるみ、ズボンが落ちかけていたのである。
笑った。
情けないと思いながらもタイトルの句が思い浮かんだ。そうだ!俳句ではなく、廃句を作ってみよう!新分野が開けるかもしれない。ヨボヨボ爺さんの世界である。面白いことになるかもしれない。