ブログ - 20230211のエントリ
(贖い)という題で三年前に書いたが、その作品に、また取り組んでいる。やっと小説の書き方がわかったように思った。これまで評価されなかったのは、何を書きたいかが読んだ者に伝わっていなかったからだとわかった。登場人物のキャラクターが現れていないという指摘があり、その原因もわかった。つまり、小説らしく仕上げようと意図していたことが障害になっていたのである。例えば中上健二さんの作品には、女のスカートからパンチィが見えた、という表現が時々出てくるが私に言わせればそくそんな下品な言葉が出るな?といぶかしく思っていた。逆に今では、土方一家の生活を描写するうえでは大事な表現なのであることがわかった。
そんなわけで今度の作品は、歩き神、と言う題で、自由に言葉を表現しているつもりである。死ぬまでには公開できると思う。