ブログ - 20230115のエントリ
昨日は弁当配りの日で、いつものように運転手の男としゃべりあった。同世代なので考え方もあう。ウクライナ戦争、日本の政治、韓国の徴用工問題、中国の動きなど話題は広く、一時間半の時間などあっという間にたってしまう。
ウクライナ戦争を契機にどの国も軍備拡張の方向に走っているが、相互不可侵条約を結ぶことなど考えないのかな?ロシアもウクライナも戦争で疲れているではないか?と問うと、そんなことが🅂出来るはずはないしそんなことをしても相手は攻めてくるんだ、という答えだった。いや、出来る出来ないじゃなくてそんな考えがなぜでないのか?ということなんだ。
すると、あなたの考えもわかるが・・・・。
と言う返事で仕事を終わり、帰途の時間になった。
そして、昨夜のことになる。十二時ころ、目が覚めて眠れない。うとうとしていると目の前に光る棒が現れた。部屋の境の戸の隙間から廊下の小さな灯かりが射し、刀身のように見え、いつもの幻覚だとわかった。ところがその刀身は反対側の机の椅子のそばに現れたのであった。手で払おうとしても消えないのである。幻覚が消えないと言うのはまさか本物ではないだろうか?と考えながら、布団の上にあったジャンパーで強く払うとやっと消えたのであった。
若い頃、流行った吉本隆明の(共同幻想論)を思い出した。刀身はもしかすると本物ではなかったか?われわれが幻覚だと片づけているものは本物であることだってありえる。信者達が祈る神であっても本当に実在しているかもしれない・・・。
それから考えは跳んで、もしロシア人がとなりに引っ越して来たら、どんな気持ちになるだろうか?と考えた。国家と国民はちがうからロシア人はプーチンに洗脳されているだけだ、と考えてはいるが、ウクライナで泥棒やレイプをしたロシア人だから同じことをするのではないか?と警戒するのではないか?と考えた。
これはすでに共同幻想にはまっているのであるが、すごく現実的な話である。こうして、戦争が始まってしまうと考えると怖くなった・・・。
私たちの心の中で戦争はすでに始まっている。