ブログ - 20220303のエントリ

100%の不幸は100%の幸福

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2022-3-3 18:33

  夜の八時には布団の中に入り、午前四時ころに目が覚め、もう眠れない。電気毛布の温度を上げ、一眠りほしいのだが、頭は冴えてしまっている。庭を見ると、闇の中に沈んだまま、夜明けは来そうにない。夜明け前、の闇、それは死をいつまでもひきづり、もっとも暗いのである。仮死状態なのである。墓の中にいる気分である。

 起き上がるべきかこのまま死んでいるのか?午前八時ころまで、半端な気分である、寝返りをうつたびに左股間の筋が痛む。継続してではなく時々痛むのだが、継続して痛むようになれば歩けなくなる・・・。そうすれば買い物かご整理のバイトも弁当配達のバイトもできなくなり、産直店への籾殻配達もできなくなってしまう。買い物かご整理のバイトをやっていると、お客さんの出入りが激しく、それが揃いも揃って不安定な歩き方で、よちよち歩き、左右に傾いて歩く、激しく肩を上下に動かすなど、ほとんどが障害者のあるき方なのである。

 それは自分お姿の投影であり、もう何年かすれば自分もそうなる、そう考えると絶望的になってしまう。

 ようようにして起きあがり、四枚切りの食パン、ブラックコーヒーで、朝食をすませ、手を組んで神に感謝する。車を出して、産直店に籾殻を20袋、持っていく。昨日のメールで出していた15袋が完売、という情報があったからである。

 店に20袋を置いていくと、JAのサイロに行って、籾殻の補給をする。一時間かけて、17袋をつめながら、、そこで、株の取引状況を見ながら、下がっていることを知って損切りする。帰宅して、昼食を終えてスマフォを開くと、なんと先ほど納品した籾殻・20袋が完売ではないか・・。

 産直店に行って、籾殻17袋を置いて補給をし、JAのサイロに行って、17袋、詰め込む。

 帰宅して、町営の大衆浴場に行き、疲れを落とす。帰宅して、レモンの酎ハイを飲んで、くつろぐ。

 ここで、大安心する。すっかり、幸福になった、あとは知らない・・・。

 朝方の100%の不幸は100%の幸福になった。

 それは100%の不幸があったから、訪れたのである。

 エボナイト棒をこすれば、+と−の電気が発生する。それは等価の量であり、エボナイト棒を輪切りにしてもその比率は変わらない。反転対象系なのである。

 不幸があるから、幸福があるのである。

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