ブログ - 20190430のエントリ
年金の会、障害者の会、カラオケ会などに入り、役員をまかされたこともあって、忙しい毎日になった。チップ農法で作った玉ねぎを十人ほどに配った。皆が、喜び、柔らかくて香ばしいので、サラダにしたという。わたしが考えてた通りになって自分も嬉しい。食べ物は皆が喜ぶので、楽しさ二倍である。
三日前、(年金の会)の会計をしている老人の家に、集金した会費を持って行った。6月から、わたしが会計を任されることになっているので長話になった。彼は88歳で一人住まいだが、孤老たちに弁当の配達をボランティアでしており、バイクに乗り、車の運転もしている。長話をしてるうちに彼のケイタイには三度もかかってきた。先日、行ったグランドゴルフの時の写真を近所の老人たちに配り、お礼の電話であった。玄関のチャイムが鳴った。彼が立ちあがって行くと、竹の子の煮つけをつくったので昼ご飯に食べてくれと、老婆がしゃべっていた。近所の人である。
彼はこの前、衣料品店の前を早朝、散歩していて財布を拾った。8万円の金が入っていたので、交番に届けたという。自分であれば生活が苦しいので着服したであろうが彼は元国鉄マンで年金がいいのである。近所の老婆がほとんど毎日、おかずを作って持って来てくれるという。孤老の寂しさはなく、苦しみ半分である。
理想的な生き方であるが、私たちにも出来ないことは無い。
コイン精米機でヌカを取って来て売ってる、と言う自分の身の上話をすると、食事を一緒にした時は自分の分は同席の者が払うようになった。嬉しいのか悲しいのか、半々であるが自分の力だけで生きているのではないことが分かる。