ブログ - 20190409のエントリ
花は、人の手によって子孫を残すため、美しいという印象を残すように美容整形をしてる、と前回のブログで書いた。では、醜い花は存在しないはずではないか?と考えてネットで検索すると、載っているのある。「世界で最も醜い花」と言うふれこみで(スマトラオオコンニャク)が出ていて、(インターネット投票)で世界一醜いと言われて、選ばれたと書いてある。が、真偽が疑われる。その花は自分が醜いと知って、そんな顔をしているのであろうか?
いや、そんなはずはない。
自分が美しいと考えて、そんな花になったのである。そこに人の美観と自然の美観の違いが現れている。(スマトラオオコンニャク)は確かに一般の美観に基づいてはいない。女の性器を想像させる(これは私が女に対する執着心を持っているせいであるが)クリトリスとびらんを露骨に現しているが、超現実的な妖美を感じさせるのである。それを芸術的な価値観で見るか通俗的なそれに委ねるかのちがいである。
自然界の美と人間界のそれが違うということである。