ブログ - 20180502のエントリ
チップ農法を始めて二度目の結果を振り返ってみる。昨年の夏に出来たトマトは味も格別に美味しく、量もまあまあの結果であったが、ニガウリは芽が出ても体が貧弱で、失敗であった。秋に収穫したジャガイモは一株に一個しか出来ず、コブシより少し小さいサイズであった。カリフラワーはきれいで大きな、美味しいのが出来た。今年の春に収穫したニンニク、長ネギは一般の方のものより小さかった。大根、小松菜は栄養不良で貧弱過ぎた。
昨日、チップ農法で大成功してる先輩と公園で話をした。彼の畑の土は山のもので肥料は全く入っていないが、自分の畑は一般農法だから、一年前の肥料が残っていて、チップから出る酵素とバッティングしたのであろう。彼は公園の植木の土の中に、指を入れた。すると、顆粒状の土がポロポロと落ち、(これは二か月前に僕がチップをいれておいた)と言い、白カビの生えた木くずが土の中から出て来た。(発酵して土壌菌を食べ、深く掘っていったんだ)と付け加えた。自分は納得したが、植木を入れた時の土がどんなものだったかはわからないから、少し疑問を残した。
百坪ほどの畑をスコップとクワだけで耕すのだから、大変である。だが、今年の夏にはどれだけ夢が実現できるか楽しみである。トマト味が格別であったのは間違いなかった。
ネットにも書いてあるようにチップ農法は簡単ではない。
夏野菜のために、なす、トマト、ニガウリ、大根、インゲン豆、カリフラワー、キュウリ、ウコンなどを現在、植えている。先ず、畑の雑草を刈り取り、その上に十センチほどのチップをかぶせ、ミツマタで軽く耕し、チップをすき込んで酵素が循環しやすいようにしてやる。炭素循環農法と言われるように炭酸ガスを土の中に取り込んでやるのである。