ブログ - 20171002のエントリ
近所に石田さんと言う69歳の男性が住んでいる。定年退職後、自然農法による野菜作りを始めた。自然農法にに関する本を10冊ほども買い、読破し、山の麓の端の土地を借り、始めた。山の枯葉を集めて、積み上げ、自然分解して完熟するまで3,4年ほどかかったが、種を播き、植えてみると、大根、白菜、キャベツ、ナス、キュウリなどすべての野菜が通常の二倍ほども大きく成長した。調理すると、格別な味を出してくれた。肥料を全くやらないから、虫は集まらなかった。虫たちは腐ったものに寄って来るのである。バスタブを置いて雨水を貯め、水をやっていた。
半年前に木材チップによる農法をネットで知った。近所に木をチップにしている会社があり、置き場に山盛りに放置していた。火で燃やすことが禁じられているので造園業者たちは刈り取った木をそこで買い取ってもらっていたのだ。
彼はチップをもらってきて、畑の表面に手の平位の厚さで置いた。今年の夏は日照りが2週間も続いた日があり、畑の野菜が心配になった。行ってみると、野菜は枯れることなくチップを置く前より大きくなっていた。原因は野菜の根が5メートルも地下に伸び水分を吸い、中に含まれた養分を吸っていたのである。チップは菌を発生させ、土をスポンジ状に変えて雨水を蓄えたのである。酵素を出し、化学反応でチッソ、リン酸、カリなどの元素を補給していたのである。牛やヤギは肉を食べないのに肉付きの良い体をしている。彼らは酵素の作用で消化器官が草をたんぱく質に変える機能を持っているからだ。
私が石田さんから話を聞くと、土は肥料もやらない綺麗な自然の土が良いと言う。一般的には堆肥にして肥料をやり、ミミズが出る黒土が野菜のためには良いというが、そうではないと言う。昔、稲を刈り取って、枯れた稲を田んぼの中にすき込んでいた。それが石田さんの農法である。
私は何年か前に彼から自然農法の話を聞いて、山の枯葉を拾い、畑に埋め込んでいたが、すっかり忘れ、一般的なやり方でやっていた。種を播くと虫に食われ、草だらけの畑になっていた。今は彼の農法に従ってやっていて、効果を期待している。以前に撒いた肥料が消えるには年数がかかり、菌は肥料が残っていると繁殖しないと言う。
詳しくは、ネットで検索して、(炭素循環農法への転換)に書いてあります。
安陪の衆院解散、前原の民進党分解、小池の新党結成など、不可解な動乱に対し、新聞やテレビを観てる国民のほとんどは政治に絶望どころか腹立たしさを覚えている。70歳になった孤老が、今さら結党など?と、人は変に思うであろうが、私の書くことは自分だけでなく読者に引き継がれるかもしれないと言う希望を元にしています。
基本的には民主・資本主義の進展はすでに変えようもない。だが、少し、自然界を見直し、環境破壊をなくし、政治・社会の仕組みを自然界に模倣し、人間社会を含め異種混合・多様性に満ちた世界に変えていく。
1ー政治家が立候補する場合、費用はすべて国庫負担にする。議員の世襲制はなくす。政治家や公務員の犯した犯罪は一般人の二倍に科する。政党助成金、企業献金など政治家に提供する金はなくし、党員負担の党費で運営する。国民に投票を義務付け、ネット投票も始める。。
2?天皇制の存続は国民投票で国民に問う。
3?自衛のための軍備は維持し、必要によっては拡大する。総理大臣が宣戦布告の権利を有するが、勃発前に時間的な余裕があれば国会で侵略か防衛なのかを慎重に審議する。アメリカとは安保条約を見直し、対等関係にする。米軍基地の治外法権をなくし、基地を縮小する。核に対しては廃絶運動を拡大するが、無理だと判断すれば核の保有する。NHKの受信料は廃止し、放送法の中からNHKに関する法律を削除する。
4?法人税を引き上げ、大企業の内部留保金を吐き出させ、国民の購買意欲を高めて、死んでいる金を活かし、国内で循環させる。消費税はぜいたく品のみに掛ける。
5ー教育制度の自由化については文部科学省の教科書の検定制度をなくし、民間が義務教育にも自由に参入出来るようにする。人間の個性を重視する。学校の教育現場を国民に開放する。公務員試験を廃止し、すべての公務を可能な限り、民営化する。
以上がこのブログの第1です。