ブログ - 20170428のエントリ
今朝はパソコン教室に行った。毎週、通い、今月はエクセルの講座だ。今日が最終日で、ゴルフのスコア表を完成させることに取り掛かった。以前に、二度もその無料講座に通い、自分で完成できると思っていたが、表の項目の幅を指定どおりすることでつまずいた。まったく、思い出せない。隣席の男性に尋ねると、彼はわけなく幅を決めてくれた。わたしのパソコンは古いので教室のパソコンのツール・バーが異なり、操作を憶えきれないのだ。
もとより、私は自分の記憶力の悪さ、頭の悪さを十分すぎるほど知っている。28歳の時、普通免許をとろうとして、教習所に通ったが、車の側方感覚が覚えられず、なんと一年間もかかって免許を取った。筆記試験にも落ち、免許が取れたのは遠縁の者が指導員をしていて、母のコネのお陰であった。
加齢もあって近頃は物忘れがひどくなってきた。70歳に近づいているのでそれは仕方ないことであるが、憶えてなくていいことを憶えている時がある。英会話教室にも通っているのだが、五十年間まったく使ってもいない英単語をたくさん憶えていることに驚くことがある。英語はイントネーションを耳にするが心地良く、音楽を聴いているみただったので好きであった。
人間の記憶力というのは不思議なものである。人間関係においても忘れたいのに何時までも忘れられない人や出来事があるかと思うと、忘れてはいけない人や出来事を忘れてることがある。
でも、忘れることは大事ではないか、とも思う。何歳になっても人生のすべてを憶えていたとすれば脳はパンクしてしまうに違いない。嫌な出来事や嫌な人間のことはすぐに忘れ、良いことばかり憶えるような構造になれば良いのである。AIに期待して脳を取り換えたり、理想の女がAIになって登場する日が来るにちがいない。
私の人生は(女難)の人生であった、と後悔することがないように。