ブログ - 20170408のエントリ
私の家に庭には三十本ほどの椿が華を咲かせている。普通の椿がほとんどであるが、白椿、八重椿も何本かある。八重椿は大きいし、八重になっていて牡丹の花みたいな華やかさがある。不思議なことに椿はすべて花全体がそっくり落ちるのである。普通の花は全体がしぼんだり、花弁が落ちるのであるが椿は全体が落ちて、花弁を空に向けて咲いているように見える。
不思議なことである。
昨夜、夜中に目が覚めて、そんなことに考えついて、句が浮かんだが、生物の世界、特に植物の世界は謎と不思議に満ちている。結局は人間や人間社会を中心にした基準でしか見れないとしたら理解できない。彼らも生存を基本にしているが人間以上に賢いのではないか。先日、友達が、(木の幹は雨にぬれないようになっている)と言うので、試しに昨日、雨の中を山歩きしてみたがその通りであった。ヒノキの幹を見るとまったく濡れていなかった。木の葉は傘状に広がり、雨避けをしてると同時に太陽光線がすべて平等に当たるようになっているのである。