ブログ - 20170313のエントリ
わたしは今、不思議な時代に生きている。人が社会や政治、人を評価する時、その人の青春時代が基準になるから、私の考え方が納得できない人もいるであろうが、言葉が次々に変えられていることにわたしは気づく。
不思議なことはたくさんあるが先ず、言葉である。実態は金権主義で、議員に立候補するだけで供託金と言う金が必要で、立候補するのにさらに金が必要で金持ちでなければ政治家になれないのに民主主義と言い、あたかも(民)が主であるように装っている。異議を唱えれば(あなたは民主主義を否定するのですか?)と責められる。
花粉症が流行り、多くの人がマスクを被って歩き、職場でも被っている。異様な光景なのであるが、花粉のせいだから仕方なと言う。実は大気汚染が原因なのである。私たちが利便性、資本主義の根幹である快適さを求めた結果、それによる環境破壊が原因であるが、大気汚染病とも環境破壊病、公害とは言わない。(地球温暖化)とは書くが、環境破壊という言葉は消え始めている。言葉の美形化で事実を隠蔽していていながらマスコミもそれを指摘しない。
先日は新聞に(農薬、除草剤)と分けて書いていたが、どちらも農薬なのであるが(除草剤)と書くことでさも害のないようにイメージを作っている。本来は、利権と書くべきものを票田と書き、賄賂を利益供与と書く。異性の違いは消せないのに、男女共同参画社会と言う。
美形化の習慣が世界全体に広がった時、この地球は美形病に犯されて死に絶えているであろう。