ブログ - 20250622のエントリ
この句を書いたのは一年前であったと思うが、今、梅雨空から夏が近づいて来て思い出した。印象深い光景であったがあの時の蟻がどこに行ったのか?は知らない。今、空を見上げると雨が降りそうな気配である。こんな時、蟻の統率者は天気を予報して実行するべきかどうか?考えるのであろう。この仕事には何匹の蟻がいるのか?とか、どのルートを通って巣穴に戻るのか?など、人のリーダーが計画を練るように思案するはずである。片手の半分ほどの蜘蛛の群れが石や草を踏み、水たまりを超え畑の中の巣穴まで運ばなければならないのである。巣穴では女王蟻と無数の子供たちが待っているのである。蟻の脳の中でどのように考えがめぐるのか?、役割分担をさせて運ぶなんて大変な作業であるが、人の何万分の一かの大きさの彼らがやる行動は驚くべきというしかない。緻密な伝達はどのようにするのであろうか?テレパシーをつくという者もいるがまだはっきりと解明されてはいない。
近ごろ、スマフォでユーチューブをよく見るがその記事には日本礼賛が多い。記憶に残っているのは日本は技術力や国民性を含めて世界の未来がであるのではないか?、と書いている。若いころ左翼であったわたしは半ば疑いながら昨今の社会情勢を見るにつけ、もしかするとそうではないか、と考えてしまう。どこの道路も通り道もゴミ一つ落ちておらず、枯葉もない。人は清潔な服装で静かな対応をする。騒ぎもなく、電車の中も静かである。昭和の騒動の時代を生きた自分にとって、同じ日本なのか?と疑ってしまう。
(同調圧力)と言われる力があり、それはある意味でファシズムではないか?とも考える。もし、日本が戦争に巻き込まれ、戦争を起こしたりすれば太平洋戦争以上のい力を発揮するに違いない。
この蟻の群れのように乱れず、着々と戦いをを進め、(とてつもない)結果を出すのではないか?