ブログ - 20241219のエントリ
メディアは毎日のように政治家や企業家たちの贈収賄を書き立てているが、結局は人間社会そして生物社会は利益供与で成り立っているのである。ヤドカリとイソギンチャクのように相手を運んでやり、えさの残りをもらう、という構図は普遍的なものであり、否定することも変えることもできない。先日、ある集まりで、高齢者試験を受けることになるが不安だというと、知らない老婆が次の日に、手書きで書いた問答集を持ってきてくれた。お礼に自宅でとれたレモンを差し上げたが有り難いことである。こんな行為は日常的であり、それで社会は成り立っている。
政府が非課税者・生活困窮者に3万円給付するいっているがこれは贈収賄ではなく利益供与であろう。古代の政治であろうと、社会主義、独裁主義などといってもしょせんは人民の支持がなければ成り立たないのである。これをうまくやっていけるのが統治者である。ロシアや中国、北朝鮮が独裁国家でひどい政治をやっているとマスコミが騒いでもまだ崩壊しないというのはまだ生きていけてるからである。