ブログ - 20241106のエントリ
一か月ほど前のことであるが、その日は日曜日で、教会に行って礼拝に参加するつもりだった。裏の門扉を出て歩き始めたが、花を持って来ることを忘れていることに気づいた。門扉に戻って中に入ると、いつものように軽のワゴン車がそこに停まっていた。いつものことであった。だが、驚いてしまった!車の運転席に見知らぬ若い女が座って、自分を見ていた。自分以外に車に乗る者はいないのであるがまた幻覚を見てしまった・・、と考え、素知らぬ顔で黄色い曼殊沙華の花を庭から切って持って来た。予想していたように女は消えていた。女の像は張り付けられたポスターのように立体感はないが鮮明であった。一週間前、その日は午後七時ころ、布団に入って寝てしまった。目覚めて起き上がると、庭に面したガラス戸が室内の灯かりに暗くなって鏡になっていた。そこに少女のような若い女が立って無表情に自分を見ていた・・・。また、幻覚か?と往なしてしまった。若い頃から、夢うつつの時に、棚の人形が踊っているのを見たりしたことがあったが、覚醒時に現れるようになったのは最近である。人は死期がせまると幻覚を見ると、聞いたことがあったがそれが本当になってきた。
若い女が迎えに来てくれるなんて、嬉しいことである。昨日は顔見知りのキリスト教の布教女とスーパーの仕事中に出会い、ロビーで三十分間も神について話を交えたが、彼女は幻覚ではなく現実の女であった。美人であった。