ブログ - 20230517のエントリ
今日の日中は真夏日で、気温が32度もあった。自分の屋敷は700坪もあって、畑が300坪ほど占めていて、小さな野球のグランドほどもある。今日まで200坪の草を刈っていたが、残りが手ごわそうであったし、それだけではなく体力と足腰の具合も考えないと、もう歩けなくなる心配があった。
ギシギシと言う草は背丈ほどにも伸びており、硬さは木の枝ほどもある。ジャガイモを植え、チンゲンサイ、ゴボウの種をまいていた畑地なのに、それらの姿は小さくなって消えかけ、おまけに虫に食われている。ギシギシは我がもの顔で、虫には食われず、肥料を食ってたくましく伸び、視界と光を遮っていた。毎年のことであるが、そんな野菜は店には出せないし、自分一人が食べても余ってしまう。けっきょく草刈り機で刈って、肥料にするしかないのである。
古い草刈り機は先日、2500円で修理してもらい、長持ちしてくれているが新品で買い替えれ25000円もする。ギシギシから刈り始めたが、下草が長くて歯に巻き付いてしまう。それを払いのけながら腰を振って刈っていった。木の株や石などに歯があたりながら、そのあたりは昨年西瓜を植えたがアナグマに食われたことを思い出した。汗まみれになりながら、三度ほど休み、何とか刈り終えた。次は刈り残しを刈れば屋敷の草は終わることになるが、夏と秋の二回が待っているし、以前住んでいた屋敷の草も残っている。
畑の椅子に腰を下ろして刈り跡を見回していると、さっそくヒヨドリが忙しく動き回り、地面に顔を出したミミズをついばみ始めた。五羽もいたが連中は草刈り機の音を耳にするだけで餌のありかをみつけるのである。一匹などはミミズが長すぎて地面に何度も擦る付けながら食べていた。
こんな生活も良いものである。