ブログ - 20230501のエントリ
昨日の日曜日は、キリスト教会に礼拝に行った。賛美歌を歌い、牧師の話を聞き、庭の草取りを皆でやった。川沿いの遊歩道を歩いて帰宅していると、主婦が大きな包みを抱えて同じ方向を歩いていた。どうしたんですか?重そうですね。と声をかけると車が故障して運べないのでコインランドリーで乾かした衣類を持って帰ってます、と言った。近所の人だとわかると、雨が降って山の緑がきれいですね。あなたのお母さんからはきれいな花の種をよくもらいました、などと話してくれた。
そうですか、とこたえて母を思い出した。
外に出るとこんな出来事が出来て楽しい。それから、帰宅して昼食をとり、スーパーに仕事に出かけた。カート整理の仕事を始めるまで自動販売機のそばにベンチに座って待った。すると、二つのビニール袋を抱えた主婦がそばにいたので、座りませんか?と言うと。隣に腰を下ろした。主人らしき男がやってきて、ビニール袋の一つを手に取って、駐車場の車に持って行った。それから主婦は夫への愚痴をしゃべりはじめた。躁鬱病にかかって三か月入院してから家にこもったままの生活になった。わたしはあの男のご飯を毎日作るのが厭になった。家の中でごごごろして、スマフォを見るか、洗車しかしない。誰とも会わず、電話もかかって来ない。もうこんな生活は耐えられないというので、ご主人の趣味をみつけてあげてその方向に進めてやったらどうですか?自分もうつ病の傾向があるけど、野菜作りや弁当配りや小説を書いたりしている。とも体を動かせが鬱は消えますよ、などと長話をしていると、午後四時が近づいて立ち上がった。
わたしはレジのそばに行って、買い物かごを集め始めた。それから、三時間も行ったり来たりしていると、午後七時になった。仕事をやめ、バイクで別のスーパーに寄った。その時間に弁当が半額になっているのを知っていたので、四パック買って帰り、食べた。
世の中は続いていた。
自分もまだ生きていた。